減った理由が違えば、打つ手も違う
月次の打ち合わせで事務長が「外来の患者数が前年同月より減っています」と報告し、院長が「集患を強化しよう、広告を検討しよう」と応じる――。ところが内訳を見ると、新患の数はほぼ横ばいで、減っていたのは定期的に通院していた患者の受診だった、ということがあります。この場合に必要なのは新しい患者を集める施策ではなく、通院が途切れた理由を確かめることです。本記事では、「集患」と「増患」の言葉の違いを整理し、新患・再診・継続受診の関係、どちらに先に手を打つかの判断表、院内で毎月追う指標の決め方を解説します。
集患とは、新しい患者に医院を知ってもらい、初めての受診につなげることです。増患とは、新患の獲得と継続受診の両方を通じて、医院の患者数全体を増やすことです。どちらも法律上の定義はない業界の言葉で、使う人によって意味が揺れるため、院内では「新患数」と「継続受診」の指標に分けて話すと、判断を誤りにくくなります。
- 外来の患者数は「新患の受診」と「すでに通院している患者の受診」に分けられ、減った原因がどちらにあるかで打ち手が変わる
- 新患が減っているなら集患(知る・比べる・予約の段階)、継続が減っているなら受診体験と通院の仕組みを先に見る
- 継続受診の施策は、受診回数を増やすためではなく、必要な通院の中断を防ぐためのものとして設計する
- 「月の新患数」「初診後の再診の割合」「通院が途切れた患者の数」を、同じ定義で毎月記録する
- 集患・増患は公的な用語ではない。業者や書籍によって意味が違うことがあるため、院内では「新患」「継続受診」など数えられる言葉に置き換えて話す
- レセプト上の「初診」は診療報酬の算定ルールに基づく区分で、医院にとって初めての患者(新患)の数と一致しないことがある。新患は院内で定義を決めて数える
- 患者数が減ったときは、前年同月と比べて「新患が減ったのか」「継続している患者の受診が減ったのか」を先に分ける。原因が違えば、効く施策も違う
- 急性の症状が中心の診療は新患と季節の影響を、慢性疾患の管理が中心の診療は継続受診の影響を受けやすい。自院の診療の構成で、重みの付け方が変わる
- 継続受診の取り組みは、医学的に必要な通院が途切れないようにするためのもの。受診回数を増やすこと自体を目的にした連絡や案内はしない
新患の入口になるGoogleマップの状態を確認したい方へ
Googleビジネスプロフィールの表示・電話・ルート検索の推移と、公式サイトや予約ページとの情報の食い違いを照合し、新患の獲得で取りこぼしている箇所を優先順位付きで整理します。
無料MEO診断の内容を見る →最終確認日:2026年10月15日。Googleビジネスプロフィールの指標の仕様、厚生労働省の統計や医療広告関連の資料は更新されることがあります。本記事は運用情報であり、患者数の増加や集患の効果、診療報酬の算定や表現の適法性の判断を保証するものではありません。
DEFINITION集患・増患・新患・再診の定義
集患は新しい患者を初めての受診につなげること、増患は新患と継続受診の両方で患者数全体を増やすことを指して使われます。どちらも公的な用語ではないため、院内では「新患」「再診」「継続受診」という数えられる言葉に置き換えて使います。
医療機関向けの営業資料やセミナーでは、「集患」と「増患」が同じ意味で使われたり、増患が「既存の患者に通い続けてもらうこと」だけを指したりと、意味が一定しません。言葉の違いを議論するより、院内で使う言葉を決め、それぞれを数字で表せるようにしておくことが実務上は重要です。本記事では次の意味で使います。
- 集患
- 新しい患者に医院を知ってもらい、初めての受診につなげる取り組み。Googleマップ、公式サイト、看板、紹介など、医院を知る・比べる・予約する段階の施策が中心です。
- 増患
- 医院の患者数全体を増やすこと。新患の獲得に加えて、すでに受診した患者が必要な通院を続けられるようにする取り組みを含みます。
- 新患
- その医院を初めて受診した患者。院内では「過去に受診記録がない患者」など、数え方の定義を決めて使います。
- 再診(再来)
- 一度受診した患者が、同じ医院を再び受診すること。治療や経過観察のための通院を含みます。
- 継続受診
- 診療上必要な間隔で、患者が通院を続けている状態。慢性疾患の管理や、治療が終わるまでの通院が該当します。
注意したいのは、レセプト上の「初診」と、院内で数える「新患」は一致しないことがある点です。診療報酬の初診・再診は算定のルールに基づく区分で、例えば以前に受診したことがある患者でも、条件によっては初診として扱われる場合があります。マーケティングの判断に使う「新患」は、電子カルテや予約システムの受診記録をもとに、院内で定義を決めて数えるほうが確実です。
なお、厚生労働省の患者調査でも、外来の患者を「初診」と「再来」に分けて集計し、傷病ごとの総患者数を推計する際には、再来の患者が一定の間隔で通院するという考え方(平均診療間隔)を用いています。外来の患者数を「初めての受診」と「通院の継続」に分けて考えるのは、医療の統計でも基本的な見方だといえます。
BREAKDOWN患者数を「新患」と「継続」に分解する
1か月の外来の延べ患者数は、その月の新患の受診と、すでに通院している患者の受診の合計です。後者は「通院している患者の人数」と「通院の間隔」で決まるため、新患が同じでも、通院の中断が増えれば患者数は減ります。
患者数の増減を正しく読むために、延べ患者数を要素に分けて、それぞれに何が影響し、院内の誰が関わるのかを整理します。
| 要素 | 中身 | 主に影響するもの | 関わる人 |
|---|---|---|---|
| 新患の受診 | その月に初めて受診した患者 | 医院の知られ方、Googleマップと公式サイトの情報、予約の取りやすさ、季節の病気の流行 | 院長、事務長、Web担当 |
| 通院している患者の人数 | 前月までに受診し、通院が続いている患者 | 新患のうち通院が必要な人の割合、治療の終了、通院の中断、転居 | 院長、看護師、受付 |
| 通院の間隔 | 同じ患者が次に受診するまでの期間 | 診療上の必要性(処方日数、検査の時期など)、次回予約の取り方 | 院長、看護師 |
| 受診の途切れ | 必要な通院の途中で来なくなった患者 | 待ち時間、予約の取りにくさ、説明の分かりにくさ、費用への不安、医師の交代 | 院内全員 |
数字で考えると、違いがはっきりします。次の計算は考え方を示すための仮の数値です。
計算例(仮の数値):ある月の延べ外来患者数が1,500人で、内訳が新患150人・再診1,350人だったとします。新患が1割増えても増えるのは15人ですが、通院している患者の受診が1割減ると135人減ります。この医院では、新患を集める施策を強化しても、継続している患者の受診の減少を埋めることは難しい、ということになります。実際の内訳は医院によって大きく異なるため、自院のデータで確かめてください。
もちろん、新患がいなければ将来の継続受診も生まれません。どちらが大切かではなく、今の患者数を支えているのはどちらか、そして減っているのはどちらかを数字で確かめることが、施策を選ぶ出発点になります。
COMPARE集患と増患の違いを比較表で整理
集患は医院の外にいる人を対象に「知る・比べる・予約する」を整える取り組み、増患はそれに加えて医院の中で「受診する・通い続ける」を整える取り組みまでを含みます。対象・施策・指標・担当が異なるため、院内の役割分担も変わります。
| 項目 | 集患 | 増患(継続受診を含む) |
|---|---|---|
| 目的 | 新しい患者に初めて受診してもらう | 新患の獲得に加え、必要な通院を続けてもらい、患者数全体を増やす |
| 対象となる人 | まだ医院を受診したことがない地域の人 | 新患になり得る人と、すでに受診した患者 |
| 主な段階 | 知る・比べる・予約する | 知る〜予約するに加え、受診する・通い続ける |
| 主な施策 | Googleビジネスプロフィール、公式サイト、看板、チラシ、広告、紹介 | 上記に加え、説明資料、次回予約、リマインド、待ち時間の案内、接遇 |
| 主な指標 | 新患数、来院経路、Googleマップの表示・電話・ルート検索、予約完了 | 新患数に加え、初診後の再診の割合、通院が途切れた患者の数 |
| 効果の表れ方 | 施策によっては比較的早く数字に表れることがある | 受診の間隔が長い診療ほど、変化が見えるまで時間がかかる |
| 主な担当 | 院長、事務長、Web担当、外部の委託先 | 院長、看護師、受付を含む院内全員 |
| 注意点 | 医療広告ガイドライン、Googleのポリシーの範囲で行う | 受診回数を目的にしない。連絡手段の同意と個人情報の管理 |
比較すると、集患は院外への情報発信が中心で、継続受診は院内の診療と運営そのものが中心だと分かります。外部の業者が支援しやすいのは主に集患の側で、継続受診の改善は院内の仕組みづくりが欠かせません。集患の施策の全体像はクリニックの集患方法を一覧で整理で、13の施策と始める順番として整理しています。
CLINIC TYPE診療内容で変わる「新患型」と「継続型」
急性の症状への対応が中心の診療は新患と季節の影響を、慢性疾患の管理やリハビリなど定期的な通院が中心の診療は継続受診の影響を強く受けます。同じ医院の中でも診療内容ごとに性質が違うため、自院の患者数を支える構成を把握してから重みを付けます。
| 診療内容の例 | 患者数を支えるもの | 重視する指標 |
|---|---|---|
| 急性の症状(発熱、けが、急な皮膚の症状など) | 新患と、季節ごとの流行 | 新患数の前年同月比、Googleマップからの電話、当日の予約の取りやすさ |
| 慢性疾患の管理(生活習慣病など) | 通院している患者の人数と通院の継続 | 予定した時期の受診の割合、通院が途切れた患者の数 |
| リハビリなど回数を重ねる診療 | 治療計画どおりの通院 | 計画した回数に対する通院の状況、予約の取りやすさ |
| 健診・予防接種 | 実施時期の予約と、翌年以降の受診 | 予約枠の埋まり方、前年の受診者の再受診 |
| 自由診療 | 比較検討を経た新患と、治療が終わるまでの通院 | 初診相談から治療開始までの状況、治療の途中での中断 |
例えば、内科で発熱の外来と生活習慣病の管理の両方を行う医院では、冬は発熱の新患が増えて延べ患者数が伸び、夏は減ることがあります。この季節の変動を「集患がうまくいっていない」と読み違えないために、新患数は前年同月と比べ、継続受診は通院中の患者の状況で見るという分け方が役立ちます。
DECISION TABLEどちらに先に手を打つかの判断表
新患数と継続受診の推移を前年同月と比べ、減っている側に先に手を打ちます。両方が減っている場合は、診療時間の変更や電話のつながりにくさなど、両方に共通する原因を最初に点検します。
| 新患の推移 | 継続受診の推移 | 考えられる状況 | 先に手を打つ方向 |
|---|---|---|---|
| 減っている | 横ばい | 医院が知られていない、比べたときに選ばれていない、近くに医院が開業した、検索での見え方が変わった | 集患:Googleマップと公式サイトの情報、予約の入口を点検 |
| 横ばい | 減っている | 待ち時間が長い、予約が取りにくい、説明が伝わっていない、医師やスタッフが交代した | 継続受診:受診体験、次回予約、通院が途切れた理由の確認 |
| 減っている | 減っている | 診療時間の変更や臨時休診の告知漏れ、電話がつながらない、季節の影響、制度の変更 | 共通の原因を先に点検し、その後で両方の施策を検討 |
| 増えている | 減っている | 新患の層が医院の診療と合っていない、受け入れの負担で受診体験が落ちている | 情報の出し方と受け入れ体制を見直す |
| 横ばい・増加 | 横ばい・増加 | 予約が埋まり、待ち時間が延びている可能性 | 患者を増やすより、予約の仕組みと院内の流れを整える |
判断表を使うときは、1か月だけの増減で決めないことが大切です。季節の病気の流行や祝日の数でも患者数は動きます。前年同月との比較と、3か月程度の傾向をあわせて見てから、どちらに手を打つかを決めます。
「患者数が減ったから、広告を出して新しい患者を増やそう」
減っているのが継続受診だった場合、広告で新患を集めても、同じ理由で通院が途切れ続けます。
「新患は前年並み。減っているのは通院中の患者の受診なので、予約の取りやすさと、来なくなった患者の傾向を先に確認しよう」
原因に近い施策から手を付けるため、費用と時間を無駄にしにくい。
METRICS院内で追う指標の決め方
院内で追う指標は、「月の新患数」「初診後の再診の割合」「通院が途切れた患者の数」の3つを基本に、定義・取得元・担当を決めて毎月同じ方法で記録します。定義を途中で変えると、増減の比較ができなくなります。
「新患」の数え方を決める
「当院で初めて受診した患者(過去に受診記録がない人)」のように定義し、電子カルテや予約システムのどの数字を使うかを決めます。レセプトの初診の件数とは一致しないことがある点を、院内で共有しておきます。
定義を文章で残す「継続」の見方を診療内容に合わせて決める
例えば「その月の新患のうち、3か月以内に再び受診した人の割合」や、「定期的な通院が必要な患者のうち、予定した時期に受診した人の割合」など、診療内容に合った見方を選びます。
1回で終わる診療は分けて見る取得元と担当を決める
新患数は受付リーダー、再診の状況は事務長、Googleマップや公式サイトのデータはWeb担当、のように担当を決め、毎月の締め日を決めて集計します。
集計は毎月同じ日に前年同月と並べて、1枚の表で見る
今月・前月・前年同月の数字を並べ、判断表に当てはめます。数字が動いた月は、診療時間の変更や医師の交代など、院内の出来事も一緒に記録しておきます。
出来事のメモを残す| 指標 | 定義の例 | 取得元 | 見る頻度 |
|---|---|---|---|
| 新患数 | その月に初めて受診した患者の人数 | 電子カルテ、予約システム | 毎月 |
| 来院経路 | 新患が医院を知ったきっかけ | 問診票、Web問診 | 毎月 |
| 初診後の再診の割合 | ある月の新患のうち、一定期間内に再び受診した人の割合 | 電子カルテ、予約システム | 毎月(一定期間の経過後) |
| 通院が途切れた患者の数 | 定期的な通院が必要な患者のうち、予定の時期を一定期間過ぎても受診していない人 | 電子カルテ、次回予約の記録 | 毎月 |
| Googleマップの行動 | 電話、ルート検索、ウェブサイトのクリック | Googleビジネスプロフィールのパフォーマンス | 毎月 |
計算例(仮の数値):4月の新患120人のうち、7月末までに再び受診した人が54人なら、初診後の再診の割合は45%です。ただし、1回の受診で治療が終わる人も含まれるため、この割合が低いことがそのまま問題とは限りません。急性の症状の受診と定期的な管理が必要な受診を分けて見るか、前年同月の同じ割合と比べて変化を読みます。数値は説明のための仮のものです。
Googleビジネスプロフィールのパフォーマンスでは、検索とマップでプロフィールを見たユーザー数、電話、ルート検索、ウェブサイトのクリックなどが確認できます(オーナー確認済みのプロフィールのみ)。見方はGoogleビジネスプロフィール「パフォーマンス」の見方、問診での来院経路の集め方はWeb問診の導入ガイド、予約完了までの計測はGoogleマップから予約完了までの計測設計で扱っています。
ACTIONS集患の打ち手と、継続受診を支える打ち手
集患の打ち手は医院の外に向けた「正確な情報と予約の入口」、継続受診を支える打ち手は医院の中の「分かる説明と通いやすさ」が中心です。判断表で選んだ方向に合わせて、次の中から院内で実行できるものを選びます。
新患が減っているとき(集患)
- Googleマップの診療時間・臨時休診・予約リンクを公式サイトと照合する
- 公式サイトの診療案内に、対応している症状と予約方法を明記する
- Web予約の入力画面と、電話がつながりにくい時間帯を点検する
- 口コミへの返信ルールを決め、全員に同じ方法で口コミを依頼する
- 問診の来院経路から、届いていない経路を確認する
継続受診が減っているとき
- 次回の受診時期を、診察の最後に具体的な日付で伝える
- 通院が必要な理由と、来られないときの連絡方法を紙で渡す
- 次回予約とリマインドの仕組みを整える
- 混雑する時間帯と待ち時間の目安を案内する
- 通院が途切れた患者の傾向(時期・診療内容)を確認する
予約ページの点検項目は予約ページの改善チェックリスト、無断キャンセルやリマインドの設計はクリニックの無断キャンセル対策、待ち時間の案内はクリニックの待ち時間対策、お知らせの配信はクリニックのLINE公式アカウント活用法で、具体的な手順を紹介しています。
CAUTION増患を考えるときの注意点|受診回数を目的にしない
継続受診の取り組みは、診療上必要な通院が途切れないようにするためのものです。医学的な必要性を超えて受診を促す連絡や、費用の安さで受診を誘う案内は、患者の信頼を損ね、医療広告上の問題にもなり得ます。
「増患」という言葉は、ともすると「受診回数を増やす」ことと受け取られがちです。しかし、通院の間隔は診療上の必要性で決まるものであり、医院の都合で変えるものではありません。院内で目指すのは「必要な人が、必要な時期に受診できている状態」であり、その結果として患者数が安定すると考えます。
- 医師が判断した次回の受診時期を、分かりやすく伝える
- 本人の同意を得た連絡手段で、予約日の前にリマインドする
- 通院が途切れた理由を、アンケートや受付での声から確かめる
- 検査結果の説明や治療方針を、紙や公式サイトで補足する
- 医学的な必要性のない受診を勧める連絡を送る
- 「今月中なら割引」など費用を強調して受診を誘う
- 同意のない連絡先に、受診を促すメッセージを送る
- 口コミを書いてくれた患者だけに特典を付ける
医療広告ガイドラインは、費用を過度に強調する広告などに注意を促しており、患者への案内も医院の名前で行う以上、広告の規制と無関係ではありません。医療広告の基本的な考え方は医療広告ガイドラインをわかりやすく解説で確認できます。個別の表現の適否は、所管の保健所または専門家に確認してください。
COMMON MISTAKES集患と増患の考え方でよくある失敗6つ
新患と継続受診のどちらが動いたのかが分からず、原因と違う施策を選んでしまいます。
算定ルール上の初診と、初めての患者は一致しないことがあります。院内の定義で数えます。
前月比だけでなく、前年同月と比べます。流行の時期の新患数は年によっても変わります。
通院が途切れる理由の多くは院内にあります。院内で理由を確かめる担当を決めます。
1回で治療が終わる患者もいます。必要な通院が続いているかを見る指標として使います。
比較ができなくなります。変える場合は、変えた月と理由を記録に残します。
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FAQよくある質問
集患と集客は、何が違うのですか?
集患と増患、どちらを優先すべきですか?
新患数はレセプトの初診の件数で数えてよいですか?
再診率はどのくらいあればよいのですか?
継続受診を増やすために、患者に連絡してもよいですか?
患者数が減ったとき、まず何を確認すればよいですか?
増患のために、外部の業者に依頼できることはありますか?
SUMMARYまとめ|集患と増患を分けて見ると、打つ手が決まる
今日から進めるならこの順番
「集患」と「増患」の違いを覚えること自体に意味があるわけではありません。大切なのは、患者数の変化を「新しい患者との出会い」と「必要な通院の継続」に分けて読み、減っている側に手を打つことです。新患の入口になるGoogleマップの整え方を含めた全体像はクリニックMEO完全ガイドにまとめています。
新患の入口になる、Googleマップと公式サイトの情報を照合します
Googleビジネスプロフィールの表示と電話・ルート検索の推移、公式サイトや予約ページとの食い違いを確認し、新患の獲得で取りこぼしている箇所と直す順番をお渡しします。
無料MEO診断の案内を見る →- 厚生労働省「令和5年(2023)患者調査の概況」(外来の初診・再来の区分、総患者数の推計方法。2026年10月15日確認)
- 厚生労働省「患者調査」(調査の概要。2026年10月15日確認)
- Google ビジネス プロフィール ヘルプ「ビジネス プロフィールのパフォーマンスとインサイトを確認する」(2026年10月15日確認)
- 厚生労働省「医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針(医療広告等ガイドライン)」(PDF)(2026年10月15日確認)
本記事は一般的な運用情報であり、患者数の増加や集患の効果、Googleによる表示を保証するものではありません。
対象:日本国内のクリニック・診療所における新患・継続受診の考え方と指標の設計。診療報酬の算定、個別の表現の医療広告規制への適合性については、所管の地方厚生局・保健所または専門家にご確認ください。

コメント
コメント一覧 (2件)
[…] 新患と継続受診の考え方は集患と増患の違いで、どちらに先に手を打つかの判断表として整理しています。本記事は、その判断の前提になる「原因の確かめ方」に絞って説明します。 […]
[…] 「再診率」という言葉は、医療機関向けの資料でよく使われますが、計算の分母と期間が資料ごとに違います。院内で数字を比べられるようにするため、どの指標を、どの期間で、どのデータから計算するかを文章で決めておきます。新患と継続受診を分けて考える基本は集患と増患の違いで整理しています。 […]