MENU

クリニックのLINE公式アカウント活用法|予約・お知らせ・問い合わせの運用と医療広告の注意点

クリニックのLINE公式アカウント活用法|予約・お知らせ・問い合わせの運用と医療広告の注意点
クリニック集客研究所|LINE OFFICIAL ACCOUNT
LINEは「配信ツール」である前に、
予約と連絡の通り道として設計する

台風の接近で、午後の休診を決めたのは朝10時。Googleマップと公式サイトは更新したものの、午後に予約している患者や、定期的に通う患者に確実に知らせる手段がない。そこでLINE公式アカウントを始めたところ、今度はトークに「熱が38度あります。今から行ったほうがいいですか」というメッセージが届くようになった——。LINEは患者にとって身近な連絡手段である一方、医療相談、個人情報、医療広告の3つの論点を避けて通れません。本記事では、LINE公式アカウントでできること、料金プランの考え方、友だち追加の導線、配信内容と頻度、医療相談に答えない運用、個人情報と医療広告の注意点を、院内のルールに落とし込める形で整理します。

配信は通数で課金配信回数×友だち数で数える
トークで医療相談に答えない受診・電話・公的窓口へ案内
配信も医療広告の対象友だち限定でも規制は及ぶ
結論|30秒でわかるクリニックのLINE活用

クリニックのLINE公式アカウントとは、LINEヤフーが提供する事業者向けのアカウントで、友だち追加した患者に休診や予防接種などのお知らせを配信し、トーク画面のメニューから予約ページへ案内し、問い合わせを受けることができる仕組みです。医院では、予約と連絡の導線として設計し、医療相談には答えない運用ルールと、個人情報・医療広告の確認体制を先に決めてから始めます。

  • 配信するのは休診・診療時間の変更・予防接種や健診の受付開始など、患者の受診に必要な情報が中心
  • トークでの症状の相談には個別に判断を返さず、受診・電話・公的な相談窓口を案内する
  • トークや予約との連携で扱う情報は、病歴などの要配慮個人情報になり得るため、送る内容を最小限にする
  • 友だち向けの配信も医療広告の規制の対象。体験談、治療前後の写真、費用の強調、受診に応じた特典は使わない
?無料プランで足りる?配信はどのくらいの頻度がよい?
?トークで症状の相談が来たら、どう返せばよい?
?クーポンやショップカードは、クリニックでも使える?
✓先に確認する5つの要点
  • LINE公式アカウントには、メッセージ配信、チャット、リッチメニュー、あいさつメッセージ、応答メッセージ、ステップ配信、クーポン、ショップカードなどの機能がある。医院で中心になるのは、配信・リッチメニュー・あいさつメッセージ・チャットの4つ
  • 料金プランは3つで、無料のコミュニケーションプランは月200通まで。通数は「配信した回数×届けた友だちの数」で数え、チャット・応答メッセージ・あいさつメッセージは数えない(LINEヤフーの案内)
  • トークでの症状の相談には、受付が判断を返さない。応答時間外の自動応答とあいさつメッセージで、「医療相談にはお答えしていない」「急な症状は電話または公的な相談窓口へ」と先に伝えておく
  • 病歴などは要配慮個人情報。トークの内容や、予約システムとの連携で結び付く情報の利用目的を公表し、検査結果や病名をLINEで送らない
  • 厚生労働省のQ&Aは、患者の希望で配布するメールマガジンも広告規制の対象としている。LINEの配信も同じ考え方で、体験談・治療前後の写真・費用の強調を使わない。保険診療の受診に応じたポイントや割引は、療養担当規則の誘引禁止に触れるおそれがある
FREE CHECK

LINE・公式サイト・Googleマップのお知らせが、同じ内容になっているか確認したい方へ

Googleビジネスプロフィールの診療時間・臨時休診・予約リンクと、公式サイトの予約ページを照合し、LINEで案内する前にそろえておくべき情報を整理します。

無料MEO診断の内容を見る  →

最終確認日:2026年10月15日。LINE公式アカウントの機能・料金・ガイドライン、個人情報保護に関するガイダンス、医療広告関連の資料は更新されることがあります。本記事は運用情報であり、友だち数や予約数の増加、集患の効果、個別の表現や運用の適法性を保証するものではありません。

目次

FEATURESLINE公式アカウントでできること

LINE公式アカウントには多くの機能がありますが、クリニックの運用で中心になるのは、メッセージ配信、リッチメニュー、あいさつメッセージ、チャットの4つです。販促向けの機能の中には、医院では使い方に注意が必要なものもあります。

LINEヤフーのサービス紹介ページ(2026年10月15日確認)に掲載されている主な機能を、クリニックでの使い方に置き換えると次のようになります。

主な機能と、クリニックでの使い方・注意点
機能概要クリニックでの使い方注意点
メッセージ配信友だちに画像・テキストなどを一斉に送る臨時休診、診療時間の変更、予防接種・健診の受付開始配信通数が料金プランの上限に数えられる
リッチメニュートーク画面の下部に固定のメニューを表示するWeb予約、診療時間、アクセス、よくある質問への入口リンク先を公式サイトと一致させる
あいさつメッセージ友だち追加した人に自動で送るアカウントの用途と、医療相談に答えないことを伝えるオフにすると配信されない
チャット友だちと1対1でやり取りする予約の変更や事務的な問い合わせ症状の相談への対応ルールが必要
応答メッセージ・AIチャットボット(β)キーワードや時間帯に応じて自動で返信する応答時間外の案内、よくある質問への定型の返答自動返信が医療相談に答える形にならないよう文面を確認する
ステップ配信友だち追加などを起点に、決めた順番でメッセージを送る初めての受診の流れの案内など受診を急がせる内容にしない
LINEコール友だちからアカウントへ無料で音声・ビデオ通話ができる使うかどうかを院内で決める電話窓口と同じ対応ルールが必要。使わない場合は案内しない
クーポン・ショップカードクーポンの配布、ポイントカードの発行原則として使わない受診に応じた特典は医療広告や保険診療のルールに触れるおそれ(後述)
リサーチアンケート・投票のページを作る院内アンケートなど2026年12月2日に提供終了と案内されている
投稿テキスト・画像・動画を組み合わせたコンテンツお知らせの掲載現在は認証済アカウントに限定。2026年10月21日に一般提供の予定と案内されている

アカウントには、審査を経た「認証済アカウント」と、審査なしで作れる「未認証アカウント」があります。LINEヤフーの解説によると、認証済アカウントには緑色のバッジが付き、審査では業種・業態、実在性、アカウント名、申込情報、本人確認が確認されます。医院名とアカウント名を一致させ、公式サイトなどで実在が確認できる状態にしてから申請すると、患者が「本物の医院のアカウントか」を見分けやすくなります。

PLAN料金プランと配信通数の考え方

料金プランは、月額と「無料で送れるメッセージの通数」で決まります。通数は配信した回数と届けた友だちの数の掛け算で数えるため、友だちが増えるほど、同じ配信回数でも必要な通数が増えます。

LINE公式アカウントの料金プラン(LINEヤフーの料金ページ、2026年10月15日確認)
プラン月額固定費無料メッセージ通数追加メッセージ
コミュニケーションプラン0円200通送信できない
ライトプラン5,000円(税別)5,000通送信できない
スタンダードプラン15,000円(税別)30,000通従量課金。2026年10月1日の改定後は、月20万通までは1通3円、20万通を超えた分は1通2.5円(税別)

LINEヤフーの案内では、通数に数えられるのはメッセージ配信(絞り込み配信やステップ配信を含む)で、チャットのやり取り、応答メッセージ、あいさつメッセージは数えられません。また、ブロックしている友だちには配信されません。

!

計算例:友だちが800人の医院が、月に2回お知らせを配信すると、800人×2回=1,600通です。無料のコミュニケーションプラン(200通)では足りず、ライトプランの範囲に収まります。臨時休診の配信が重なる月も想定して、余裕を持ってプランを選んでください。料金は改定されることがあるため、契約前に必ず公式の料金ページで確認してください。

FRIENDS友だち追加の導線とあいさつメッセージ

友だち追加は、患者が「このアカウントで何ができるか」を理解した場面で案内するのが基本です。特典で友だちを集めるのではなく、予約や休診の連絡に役立つことを伝え、追加直後のあいさつメッセージで使い方と注意点を示します。

1

会計時と待合で案内する

次回の予約がある患者に「予約の変更や臨時休診のお知らせはLINEでも受け取れます」と伝え、QRコードのカードを渡します。待合の掲示は、用途を1行で書いたものにします。

用途を先に伝える
2

公式サイトの予約・お知らせのページに置く

予約ページやお知らせの一覧に、友だち追加のボタンとQRコードを置きます。Web予約の完了画面に置くと、予約の変更方法とあわせて案内できます。

予約の流れの中に置く
3

あいさつメッセージで用途と注意を伝える

何を配信するか、どこから予約できるか、トークで医療相談には答えていないこと、急な症状のときの連絡先を短くまとめます。

注意点は最初に伝える
NG特典で集め、用途が分からない

「友だち追加で次回の診察料から500円引き!お得な情報をお届けします。」

受診に応じた割引は、保険診療のルールや医療広告上の問題になり得る。何が届くのかも分からない。

OK用途と注意点が分かるあいさつ

「〇〇クリニックの公式LINEです。臨時休診や予防接種の受付開始などをお知らせします。ご予約は下のメニューからどうぞ。このトークでは症状のご相談にはお答えしていません。急な症状でお困りの際は、診療時間内にお電話ください。」

用途・予約の入口・医療相談の扱い・連絡先が1通で分かる。

メニューの配置は、予約・診療時間・アクセスの優先順位で決めます。Web予約と電話の分け方は電話予約とWeb予約の役割分担、予約システム側のLINE連携の確認点は予約システムの選び方で扱っています。

CONTENT配信内容と頻度の決め方

配信するのは、患者が受診の予定を立てるのに必要な情報です。頻度は「月に何回」と先に決めるより、年間の予定から必要な配信を書き出し、臨時の連絡用に余白を残すほうが、ブロックされにくく通数の見通しも立ちます。

年間の配信計画の例(内科・小児科を想定したたたき台)
時期配信の例書き方のポイント
受付開始の前インフルエンザなど予防接種の予約受付の開始日と予約方法開始日・対象・予約の入口を書く。在庫や効果を強調しない
連休・お盆・年末年始の前休診日と、休診中の急な症状の相談先日付を具体的に。地域の休日診療の案内先を添える
健診の時期特定健診・各種健診の予約受付対象と持ち物、予約方法
診療体制の変更時担当医の変更、診療時間の変更、新しい検査機器の導入事実のみ。「最新」「地域一番」などの表現を使わない
随時(臨時)臨時休診、悪天候による診療時間の短縮決まった時点ですぐに。Googleマップ・公式サイトも同時に更新

臨時休診をLINEで配信するときは、Googleビジネスプロフィールの特別営業時間と公式サイトのお知らせを同時に更新することが欠かせません。LINEの友だち以外の患者は、Googleマップや公式サイトで診療状況を確かめるためです。手順は臨時休診のGoogleマップ設定、Googleマップでのお知らせはGoogleビジネスプロフィールの投稿で解説しています。

配信の頻度に決まった正解はありませんが、必要のない配信が続くとブロックされ、臨時休診のような大切な連絡が届かなくなります。「この配信は、患者の受診の予定に関係があるか」を配信前の判断基準にしてください。

CHAT POLICYトークで医療相談に答えない運用

トークに症状の相談が届いたとき、受付スタッフが文章で受診の要否を判断することは避けます。答えるのは事務的な内容までとし、症状については受診・電話・公的な相談窓口を案内する、というルールを先に決めて、あいさつメッセージと自動応答にも書いておきます。

LINEヤフーのマニュアルによると、応答設定では、チャット(手動の返信)、応答メッセージ、AIチャットボット(β)の組み合わせを選べ、応答時間の機能を使えば、時間外には応答メッセージで自動返信できます。トーク画面には「担当者が返信します」「現在は応答時間外です」などの応答状況を表示できます(未認証アカウントでは変更できません)。

✓ トークで対応してよいこと
  • 予約の日時の確認・変更・キャンセルの受付(または予約ページへの案内)
  • 診療時間、休診日、持ち物、駐車場などの事務的な質問
  • 書類の受け取り日時など、受付で答えられる連絡
  • 「症状については、診療時間内にお電話ください」という案内
× トークで対応しないこと
  • 症状を聞いて、受診の必要がない・様子を見てよいと伝える
  • 薬の飲み方の変更や、検査結果の説明
  • 写真を送ってもらって、皮膚の状態などを判断する
  • AIチャットボットに症状の質問へ自由に答えさせる

症状の相談には、次のような定型の返信を用意しておくと、担当者が変わっても対応がぶれません。

症状の相談への返信例

「ご連絡ありがとうございます。申し訳ありませんが、LINEでは症状に関するご相談にはお答えしておりません。受診をご希望の場合は、診療時間内にお電話(〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇)ください。救急車を呼ぶか迷う場合は、お住まいの地域の救急相談窓口(#7119など)、お子さまの場合は#8000もご利用いただけます。明らかに緊急の場合は119番に連絡してください。」

総務省消防庁によると、#7119は実施地域や対象年齢、受付時間が地域ごとに異なります。自院の地域で使える窓口を確認し、返信例の表現を合わせてください。LINEコールを使う場合も、電話窓口と同じルールで対応します。

PRIVACY個人情報の扱いで決めておくこと

トークに書き込まれる症状や、予約システムと連携して結び付く受診情報は、病歴などの要配慮個人情報に当たり得ます。LINEで送る内容を最小限にし、誰がトークを見られるかを管理し、利用目的を公表しておくことが基本です。

個人情報保護委員会と厚生労働省の「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス」は、利用目的をできる限り特定し、院内掲示を基本に、可能な場合はホームページなどでも公表することを求めています。LINEを使う医院では、次の点を院内で決めておきます。

  • 利用目的:お知らせの配信、予約の連絡、問い合わせへの対応など、LINEで扱う目的をプライバシーポリシーと院内掲示に含める
  • 送らない情報:検査結果、病名、処方の内容など。予約の通知も「〇月〇日〇時のご予約です」程度にとどめ、診療科や検査名を必要以上に書かない
  • 患者情報との連携:予約システムなどでLINEの友だちと患者番号を結び付ける場合は、結び付ける目的を画面で示し、患者が自分で連携を選ぶ形にする
  • 閲覧できる人:LINEヤフーのマニュアルでは、メンバーごとに権限を設定でき、権限によって可能な操作が異なる。トークを見られる人と配信できる人を必要最小限にし、退職時は当日に外す
  • 外部ツール:配信や予約のために外部の事業者のツールを連携する場合、その事業者は医院の委託先に当たり得る。ガイダンスが求める委託先の選定・契約・監督の対象として扱う

スタッフの個人のスマートフォンに管理アプリを入れて運用する場合は、端末の紛失や退職時の扱いも決めておきます。考え方はGoogleビジネスプロフィールの権限管理と共通で、管理者追加と退職時の外し方の手順が参考になります。

AD RULES医療広告と特典の注意点

友だち登録した人だけに届く配信でも、医療広告の規制は及びます。厚生労働省の医療広告ガイドラインQ&Aは、患者の希望で配布するメールマガジンも広告として規制の対象になるとしており、LINEの配信も同じ考え方で内容を確認するのが安全です。

医療広告ガイドラインは、患者の受診を誘引する意図があり(誘引性)、医院の名称が特定できる(特定性)医療に関する情報を広告として扱います。Q&Aは、医院の情報を希望した人だけが閲覧できるウェブサイトや、患者の希望で配布するメールマガジンも規制の対象であり、そのうえで「患者等が自ら求めて入手する情報」として、限定解除の要件を満たせば広告可能事項の限定を解除できると説明しています。自由診療を案内する場合は、配信の中で費用を強調せず、要件を満たしたページへ案内する形にします。

LINE配信で避ける内容と、代わりに伝えられること
避ける内容理由代わりに伝えられること
患者の感想や「良くなった」という声の紹介治療等の内容・効果に関する体験談の広告は禁止されている受診の流れ、検査の所要時間、予約方法
治療前後の写真詳細な説明のない治療前後の写真は禁止されている院内の設備や待合の写真(患者が写らないもの)
「今月限定〇%オフ」「先着〇名」費用を強調し、受診を急がせる表現になる自由診療の料金表ページへの案内(費用・リスクを同じページに)
「地域No.1」「最新の治療」「安心」比較優良・誇大な表現に当たり得る導入した機器の名称や、実施している検査の事実
受診や友だち追加に応じたポイント・割引保険医療機関は、経済上の利益の提供で受診を誘引してはならない(療養担当規則第2条の4の2)予約や休診の連絡に便利であることの案内
口コミ投稿のお願いと特典の組み合わせGoogleのポリシーは、特典と引き換えの口コミを認めていない特典なしで、全員に同じ方法で依頼する

SNS全般での注意点は医療広告ガイドラインとSNS、体験談の扱いは医療広告ガイドラインと体験談・口コミ、自由診療の料金の示し方は自由診療の料金表示、口コミの依頼方法はGoogle口コミを依頼する方法で解説しています。個別の表現の適否は、所管の保健所または専門家に確認してください。

OPERATION運用体制と効果の測り方

LINEの運用は、「誰が配信を作り、誰が確認し、誰がトークに返信するか」を決めないと、配信が止まるか、確認のない配信が出てしまいます。効果は友だち数だけでなく、予約ページへの移動と予約完了で確かめます。

役割分担の例
役割担当の例内容
方針と最終確認院長配信してよい内容の範囲、医療相談への対応ルール、配信前の確認
配信の作成と予約事務長・受付リーダー年間計画に沿った配信文の作成、Googleマップ・公式サイトとの同時更新
トークの一次対応受付スタッフ事務的な問い合わせへの返信、症状の相談への定型返信、判断に迷うものの報告
記録配信の担当者配信日・内容・確認者を残す。変更履歴と同じ書式でよい

効果を測るには、メニューや配信に載せる予約ページのURLに「utm_source=line」などのパラメータを付け、GA4でLINE経由の予約完了を分けて見ます。友だち数とブロック数は、配信の内容が患者に受け入れられているかの目安になります。UTMの付け方はGoogleビジネスプロフィールURLにUTMを付ける方法と同じ考え方で、予約完了の計測はGA4で予約完了をキーイベントにする方法で解説しています。

COMMON MISTAKESクリニックのLINE運用でよくある失敗6つ

01トークで症状の相談に答えてしまう

文章だけで判断することになり、患者の安全に関わります。定型の返信で受診や電話へ案内します。

02友だち追加に割引や特典を付ける

受診の誘引や費用の強調になり得ます。用途の便利さで案内します。

03LINEだけで臨時休診を知らせる

友だち以外の患者に届きません。Googleマップと公式サイトも同時に更新します。

04配信が多すぎてブロックされる

大切な連絡が届かなくなります。受診の予定に関係する情報に絞ります。

05管理画面を全員が同じ権限で使う

確認のない配信や、退職者のアクセスが残ります。権限を分け、退職時に外します。

06予約通知に病名や検査名を書く

端末の通知画面に表示されることもあります。日時と医院名程度にとどめます。

関連ページも同時に確認

FAQよくある質問

クリニックのLINE公式アカウントは、無料プランで足りますか?
無料のコミュニケーションプランで送れるのは月200通までで、通数は配信回数と友だちの数の掛け算で数えます。友だちが数十人のうちは足りても、数百人になると1回の配信で上限を超えます。チャット、応答メッセージ、あいさつメッセージは通数に数えられないため、配信の回数と友だち数の見込みからプランを選んでください。
トークで症状の相談が来たら、どう返せばよいですか?
LINEでは症状の相談にお答えしていないことを伝え、診療時間内の電話や受診を案内する定型の返信を使います。救急車を呼ぶか迷う場合の#7119(実施地域を確認)や、子どもの症状の#8000、明らかに緊急の場合の119番も一般的な情報として添えられます。受付が文章だけで受診の要否を判断することは避けてください。
クーポンやショップカードはクリニックでも使えますか?
機能としては使えますが、保険診療の受診に応じたポイントや割引は、保険医療機関が経済上の利益の提供によって受診を誘引することを禁じた療養担当規則に触れるおそれがあります。自由診療でも、割引の強調は医療広告上の問題になり得ます。医院では原則として使わず、必要な場合は事前に所管の窓口や専門家に確認してください。
友だち限定の配信でも、医療広告の規制は関係しますか?
関係すると考えて運用するのが安全です。厚生労働省のQ&Aは、医院の情報を希望した人だけが見られるウェブサイトや、患者の希望で配布するメールマガジンも広告規制の対象としています。LINEの配信でも、体験談、治療前後の写真、比較優良や誇大な表現、費用の強調は使わないでください。
予約の通知をLINEで送るとき、何を書いてよいですか?
医院名と予約の日時、変更やキャンセルの方法程度にとどめるのが無難です。スマートフォンの通知画面には本文の一部が表示されることがあり、家族などが目にする可能性もあります。診療科や検査名、病名は必要以上に書かず、詳しい案内は予約ページや来院時に伝えてください。利用目的は院内掲示とプライバシーポリシーで公表しておきます。
AIチャットボットを使って問い合わせに自動で答えてもよいですか?
診療時間や持ち物など、答えが決まっている事務的な質問に限れば、時間外の負担を減らす手段になります。ただし、症状の質問に自由に答える使い方は避け、症状に関する質問には電話や受診を案内する文面になっているかを、公開前に院長が確認してください。自動返信であることが患者に分かる表示にしておくことも大切です。
認証済アカウントにする必要はありますか?
必須ではありませんが、認証済アカウントには緑色のバッジが付き、患者が医院の公式アカウントであることを見分けやすくなります。審査では業種や実在性、アカウント名、申込情報、本人確認が確認されるため、医院名とアカウント名を一致させ、公式サイトで実在を確認できる状態にしてから申請してください。

SUMMARYまとめ|予約と連絡の通り道として、ルールを先に決める

この記事のポイント
POINT 01中心は配信・メニュー・あいさつ・チャットの4機能
POINT 02通数は配信回数×友だち数。プランは見込みで選ぶ
POINT 03友だち追加は用途を伝えて案内し、特典を付けない
POINT 04トークで医療相談に答えず、受診・電話・公的窓口へ
POINT 05送る情報は最小限、権限と利用目的を管理する
POINT 06配信も医療広告の対象として内容を確認する

今日から進めるならこの順番

STEP 01トークの対応ルールと返信例を決める
STEP 02あいさつメッセージと応答時間を設定する
STEP 03年間の配信計画とプランを決める
STEP 04会計時の案内とUTM付きリンクで始める

LINE公式アカウントは、患者にとって最も身近な連絡の通り道になり得ます。だからこそ、配信の便利さより先に、医療相談・個人情報・医療広告のルールを決めておくことが、患者の信頼を守る近道です。予約の導線全体は予約システムの選び方とあわせて設計してください。

CLINIC MEO DIAGNOSIS

LINEで案内する前に、Googleマップと公式サイトの情報をそろえます

診療時間・臨時休診・予約リンク・電話番号の食い違いを照合し、LINE・公式サイト・Googleマップで同じ内容を案内できる状態に直す順番をお渡しします。

無料MEO診断の案内を見る  →
確認した一次情報・公式情報
執筆・編集:クリニック集客研究所(MOCHI ha MOCHIYA)
本記事は一般的な運用情報であり、友だち数・予約数の増加や集患の効果を保証するものではありません。LINEヤフー株式会社の公式見解ではなく、特定の連携ツールや事業者を推奨するものでもありません。
対象:日本国内のクリニック・診療所におけるLINE公式アカウントの運用。医療広告規制・個人情報保護法・保険診療のルールへの適合の判断は、所管の保健所、地方厚生(支)局または専門家にご確認ください。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (3件)

コメントする

目次