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分院展開時の集患とWeb設計|ホームページ・Googleマップ・予約を拠点ごとに整える

分院展開時の集患とWeb設計|ホームページ・Googleマップ・予約を拠点ごとに整える
クリニック集客研究所|BRANCH EXPANSION
分院の集患は「本院のコピー」ではなく、
拠点ごとに独立した情報を、共通のルールで整える

「分院のページを作ったら、本院のページとほとんど同じ文章になった」「予約の電話が本院にかかってきて、受付が分院に回している」――分院展開では、ブランドや仕組みを本院から引き継げる一方で、ホームページ、Googleマップ、予約、電話のどこかで拠点の区別があいまいになり、患者が迷う原因が生まれます。診療所は拠点ごとに管理者を置く別々の医療機関であり、Googleビジネスプロフィールも拠点ごとに1つです。本記事では、サイト構成の選び方、重複や誘導ページにならない拠点ページの作り方、Googleビジネスプロフィールの拠点ごとの管理、予約と電話の分け方、ブランドの統一と地域ごとの違いの伝え方、拠点が増えたときの運用体制を整理します。

1拠点に1プロフィールGoogleのガイドライン
拠点ページは中身で分ける地域名の置き換えはしない
予約・電話は入口で分ける患者が拠点を選んでから進む
結論|30秒でわかる分院展開時の集患とWeb設計

分院展開時の集患とWeb設計とは、拠点ごとに異なる医師・診療時間・所在地・予約方法などの情報を、ホームページ・Googleビジネスプロフィール・予約・電話のそれぞれで拠点単位に正しく分け、ブランドの表記やルールは共通にそろえる取り組みです。患者が最初に拠点を選び、その拠点の情報だけで受診まで進める状態をつくることが目標です。

  • サイトは、1つのドメインに拠点ページを置く方式か、拠点ごとに別サイトを持つ方式かを、運営体制と診療内容の違いで選ぶ
  • 拠点ページは、医師・診療時間・アクセス・設備・対応内容など拠点固有の情報で作り、地域名だけを置き換えたページは作らない
  • Googleビジネスプロフィールは拠点ごとに1つ。名称は実際に使っている名称で、電話は拠点に直接つながる番号を設定する
  • 予約と電話は、入口で拠点を選ぶ設計にし、計測も拠点ごとに分けて見られるようにする
?分院のホームページは、本院のサイトの中に作るべき?別サイトにすべき?
?拠点ページの内容が似てしまう。重複コンテンツにならない?
?Googleマップ・予約・電話は、拠点ごとにどう分ければよい?
✓先に確認する5つの要点
  • 診療所は拠点ごとに別の医療機関で、医療法は、診療所を管理する医師は原則として他の診療所を管理しない者でなければならないと定めている。医師・管理者・診療時間・所在地は拠点ごとに異なる前提で情報を設計する
  • Googleは、特定の地域や都市を対象としたページを複数作り、検索の上位表示を狙うことを「誘導ページ」としてスパムポリシーで禁じている。拠点ページは、その拠点の実際の情報で中身を分ける
  • Googleビジネスプロフィールは1つの拠点に1つ。名称は実際に使っている名称にし、地域名を付け足さない。電話番号は、総合受付ではなく拠点に直接つながる番号が推奨されている
  • 予約システムと電話は、患者が入口で拠点を選んでから進む設計にする。GA4などの計測も、拠点ごとの予約完了や電話タップを分けて見られるようにする
  • ロゴ・色・表記のルール・診療方針は共通にし、診療時間・医師・設備・地域の案内は拠点ごとに書く。グループ全体の実績を強調する表現は医療広告上の注意が必要
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分院のGoogleマップと公式サイトが、拠点ごとに正しく分かれているか確認したい方へ

拠点ごとのGoogleビジネスプロフィールの名称・電話番号・ウェブサイトのリンク先・予約リンクと、公式サイトの拠点ページの情報を照合し、取り違えや重複の原因を整理します。

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最終確認日:2026年10月15日。Google検索のスパムポリシー、正規化の仕組み、Googleビジネスプロフィールのガイドライン、医療広告関連の資料は更新されることがあります。本記事は運用情報であり、検索での表示や順位、集患の効果、表現の適法性を保証するものではありません。

目次

PREMISE分院展開の前提|拠点ごとに分けるもの・共通にするもの

分院は、本院の一部ではなく、拠点ごとに管理者を置く別の診療所です。そのため、患者が受診のために使う情報は拠点ごとに分け、ブランドや運用のルールは共通にする、という線引きが分院展開の情報設計の土台になります。

医療法第12条は、診療所を管理する医師は、原則として他の診療所を管理しない者でなければならないと定めています(都道府県知事の許可を受けた一定の場合を除く)。また、医療機能情報提供制度の報告も、診療所ごとに管理者が行います。つまり、院長・管理者・診療時間・診療科・所在地は、拠点ごとに異なる情報として扱う必要があります。

拠点ごとに分ける情報と、共通にする情報
区分項目扱い方
拠点ごとに分ける名称(拠点名を含む正式名称)、所在地、電話番号、診療時間・休診日、院長・担当医、診療科、設備、駐車場、予約方法拠点ページ、Googleビジネスプロフィール、予約システム、医療機能情報の報告で、拠点単位に正確に書く
共通にするロゴ、色、表記のルール、診療方針、法人情報、プライバシーポリシー、医療広告の確認体制ブランドガイドと院内ルールで統一し、拠点ページから参照する
拠点ごとに決めて共有する口コミ返信の担当、Googleビジネスプロフィールの更新担当、臨時休診の告知の手順本部(法人)がルールを決め、各拠点の担当が実行する

医療機能情報(医療情報ネット「ナビイ」)の報告も拠点ごとに行います。報告の仕組みは医療情報ネット(ナビイ)とはで扱っています。

SITE STRUCTUREサイト構成の選び方|拠点ページ方式と別サイト方式

分院のホームページは、1つのドメインの中に拠点ごとのページ(またはディレクトリ)を置く「拠点ページ方式」と、拠点ごとに別のドメインでサイトを持つ「別サイト方式」に分かれます。どちらが正解ということはなく、運営体制と、拠点間で診療内容がどれだけ違うかで選びます。

拠点ページ方式と別サイト方式の比較
観点拠点ページ方式(1ドメイン)別サイト方式(拠点ごとのドメイン)
構成の例トップで拠点を選び、拠点ごとのページ群(診療時間・アクセス・医師・予約)へ進む拠点ごとにトップ・診療案内・アクセスなどを持つ独立したサイト
ブランドの統一デザインと表記をそろえやすいサイトごとにずれやすく、ガイドでの管理が必要
更新の手間共通部分は1回の更新で済む共通の情報もサイトごとに更新が必要
拠点ごとの独自性拠点ページで固有の情報を書き分ける必要がある診療内容や方針が大きく違う場合に表現しやすい
計測と権限GA4やSearch Consoleを1つにまとめ、拠点ごとに絞り込んで見るサイトごとに計測と権限を管理する
向いている状況同じ診療科・同じ方針で拠点を増やす場合拠点ごとに診療科や対象患者が大きく異なる場合

どちらの方式でも、患者が最初に「どの拠点か」を選び、その後はその拠点の情報だけで受診まで進める導線にすることが大切です。トップページで拠点を選ばせずに、本院の診療時間や電話番号が先に目に入る構成は、取り違えの原因になります。ページ同士のつなぎ方はクリニックサイトの内部リンク設計、アクセスページの作り方はアクセスページの作り方で扱っています。

LOCATION PAGES拠点ページの作り方と重複・誘導ページの注意

拠点ページは、その拠点の医師・診療時間・アクセス・設備・対応内容といった実際の情報で中身を分けます。Googleは、特定の地域や都市を対象としたページを複数作って検索の上位表示を狙うことを誘導ページとしてスパムポリシーで禁じているため、地域名だけを置き換えたページは作りません。

Googleのスパムに関するポリシーは、誘導ページの不正使用の例として、特定の地域や都市を対象としたドメイン名やページを複数持ち、ユーザーを1つのページに誘導することを挙げています。分院の拠点ページは、実在する拠点の、患者が受診に使う情報で構成されていれば、この問題とは性質が違います。問題になるのは、実際には拠点がない地域のページや、中身が同じで地域名だけを変えたページです。

✓ 拠点ページに書くこと
  • 拠点の正式名称、所在地、電話番号、診療時間・休診日
  • 院長・担当医の氏名、担当曜日
  • その拠点で行う診療・検査、設備、駐車場、バリアフリー
  • 駅やバス停からの道順、入口の写真
  • その拠点の予約方法と、予約ページへのリンク
× 拠点ページで避けること
  • 本院のページを複製し、地域名だけを差し替える
  • 拠点がない地域名のページを作る
  • どの拠点でも行っていない診療を並べる
  • 拠点ごとの違いを書かず、共通の説明文だけにする
  • 本院の電話番号や予約リンクを分院ページに載せたままにする

診療方針や病気の解説など、拠点に関係なく共通の内容は、共通のページを1つ作り、各拠点ページからリンクする形にすると、同じ文章が複数のページに並ぶ状態を避けられます。やむを得ず似た内容のページが複数のURLにある場合、Googleは、リダイレクトやrel=”canonical”などで正規のURLを示す方法を案内しており、指定しなくてもGoogleが適切なURLを選ぶとしています。地域名の置き換えでページを増やす問題は診療科ページ設計でも解説しています。

GOOGLE BUSINESS PROFILEGoogleビジネスプロフィールの拠点ごとの管理

Googleビジネスプロフィールは、1つの拠点に1つ作成します。Googleのガイドラインは、1つの拠点に複数のプロフィールを作ることを認めておらず、名称は実際に使っている名称に、電話番号は拠点に直接つながる番号にするよう求めています。

拠点ごとのGoogleビジネスプロフィールで確認する項目
項目Googleのガイドラインの要点分院での運用
プロフィールの数1つの拠点に複数のプロフィールは作れない拠点と同じ数だけ。重複がないか定期的に確認する
ビジネス名同一国内の拠点は原則として同じ名称。拠点が実際に別の名称を一貫して使っている場合はその名称看板や正式名称で実際に使っている名称に合わせる。実際の名称にない地域名を付け足さない
電話番号拠点に直接つながる番号を指定。可能であれば総合受付の番号ではなく拠点ごとの番号拠点の受付につながる番号を設定する
ウェブサイト拠点ごとに1つのウェブサイトを指定。実際のサイトと異なるランディングページへの誘導は不可その拠点のページ(拠点ページ)を設定すると、患者が迷わない
診療時間・予約リンク実際の営業時間を正確に拠点ごとの診療時間と、その拠点の予約ページ

複数の拠点のプロフィールは、ビジネス拠点グループでまとめて管理できます。権限の設計や命名、退職時の運用は複数院・分院のGoogleビジネスプロフィール管理、名称の考え方はGoogleビジネスプロフィールのビジネス名で解説しています。拠点の情報を構造化データで記述する場合は、拠点ページごとにその拠点の情報を記述します。方法はLocalBusiness構造化データ(MedicalClinic)の実装を参照してください。

BOOKING & PHONE予約と電話の拠点分け、計測の分け方

予約と電話は、患者が入口で拠点を選んでから進む設計にします。拠点の取り違えは、予約の重複や無断キャンセル、受付の転送対応といった負担につながるため、Googleビジネスプロフィール・拠点ページ・LINEなど、すべての入口で拠点が分かれていることを確かめます。

1

入口ごとに拠点の予約ページへつなぐ

各拠点のGoogleビジネスプロフィールの予約リンクと拠点ページの予約ボタンは、その拠点の予約ページへ直接つなぎます。共通の予約ページを使う場合は、最初の画面で拠点を選ぶようにします。

拠点の選択を最初に
2

電話番号を拠点ごとに分ける

拠点ごとに受付につながる番号を用意し、拠点ページとGoogleビジネスプロフィールに同じ番号を載せます。総合受付の番号を使う場合も、拠点ページでは拠点の番号を優先して案内します。

掲載先と番号を一覧に
3

予約確認の通知に拠点名と住所を入れる

予約完了の画面やリマインドの通知に、拠点名・住所・電話番号を必ず入れ、患者が別の拠点に行ってしまうことを防ぎます。

取り違えの予防
4

計測を拠点ごとに分けて見る

GA4では、拠点ページのURLや予約完了ページで拠点を区別できるようにし、Googleビジネスプロフィールのリンクに付けるUTMにも拠点を表す値を入れます。

拠点別の月次比較

予約方式の比較はクリニックの予約システムの選び方、電話とWebの役割分担は電話予約とWeb予約の役割分担、予約完了の計測はGA4で予約完了をキーイベントにする方法で扱っています。

BRAND & LOCALブランドの統一と地域ごとの違い

分院展開では、ロゴ・色・表記のルール・診療方針をそろえて「同じグループの医院」と分かるようにしつつ、診療時間・医師・設備・地域の患者層に合わせた情報は拠点ごとに書き分けます。統一と違いのどちらかに偏ると、患者が拠点を選ぶ手がかりが失われます。

ブランドの統一と、拠点ごとの書き分け
要素統一するもの拠点ごとに書き分けるもの
名称グループ名の表記ルール(例:「〇〇クリニック」+拠点名の並べ方)拠点名(実際の正式名称に合わせる)
見た目ロゴ、色、書体、写真のトーン外観・院内の写真(実際の拠点のもの)
文章診療方針、使う言葉と使わない言葉拠点の診療時間、担当医、地域の案内(駅・駐車場・近隣の目印)
運用口コミ返信の方針、医療広告の確認体制返信の担当者、臨時休診の告知

拠点ごとの写真は、本院の写真を流用せず、その拠点の外観・受付・待合を使います。患者が現地で建物を見つけるときの手がかりになるためです。ブランドの統一の考え方はクリニックのブランディングで詳しく解説しています。

MEDICAL ADVERTISING分院展開と医療広告・表記の注意

分院展開では、グループ全体の規模や実績を前に出したくなりますが、他の医療機関との比較や誇大な表現、事実と異なる表現は医療広告の規制で認められていません。拠点ごとに実際に行っている診療を正確に書くことが基本です。

NGグループの規模で目立たせる

「グループ累計〇万人が来院!地域最大級のクリニックグループ。全院で同じ最新治療を受けられます。」

比較優良・誇大と受け取られるおそれ。拠点によって行っていない診療があれば事実と異なる。

OK拠点ごとの事実を書く

「〇〇院では、内科・小児科の診療を行っています。胃カメラ検査は〇〇院のみで行っており、予約制です。各院の診療時間と担当医は、拠点ごとのページでご確認ください。」

どの拠点で何ができるかが分かり、患者が選べる。

拠点によって標榜する診療科や行う検査が違う場合、共通のページで「当院では〇〇ができます」と書くと、行っていない拠点についての誤った情報になります。共通のページでは「〇〇院で行っています」と拠点を明記します。表現の考え方は医療広告で使えない表現と言い換え例で確認できます。個別の表現の適否は、所管の保健所または専門家に確認してください。

OPERATION拠点が増えたときの運用体制

拠点が増えると、診療時間の変更や臨時休診のたびに、複数のプロフィールとページを更新する必要が出てきます。本部(法人)がルールと権限を管理し、拠点の担当が日々の更新を行う分担を決め、変更の記録と月次の確認を仕組みにします。

本部(法人)が持つもの

  • ドメイン、GA4、Search Consoleのオーナー権限
  • Googleビジネスプロフィールのオーナー権限と拠点グループ
  • ブランドガイドと表記の基準表(拠点別)
  • 医療広告の確認体制と最終確認者
  • 拠点別の月次レポートの書式

各拠点の担当が行うこと

  • 臨時休診・診療時間の変更の更新(プロフィールと拠点ページ)
  • 拠点の口コミへの返信(方針に沿って)
  • 拠点の写真の更新
  • 変更内容の記録と本部への報告
  • 医療機能情報の随時報告の確認

担当者が退職したときに権限が残らないよう、権限の一覧を本部で管理し、定期的に点検します。権限の外し方はオーナーと管理者の権限差・外し方、変更の記録は変更履歴テンプレート、拠点別の数字をまとめる書式は院内で作るMEO月次レポートが参考になります。

COMMON MISTAKES分院展開でよくある失敗6つ

01本院のページを複製して地域名だけ変える

中身が同じページが並びます。拠点の医師・診療時間・アクセスで書き分けます。

02プロフィールのリンクが全部トップページ

患者が拠点の情報を探し直すことになります。拠点ページを設定します。

03電話が本院に集中する

拠点ページやプロフィールの番号が本院のままになっていないか確認します。

04名称に地域名を付け足す

実際の名称にない語を加えるのはガイドラインに反します。正式名称に合わせます。

05行っていない診療を共通ページで案内する

拠点によって違う診療は、どの拠点で行っているかを明記します。

06権限が拠点の担当者個人に散らばる

退職時に更新できなくなります。オーナー権限は本部でまとめて管理します。

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FAQよくある質問

分院のホームページは、本院のサイトの中に作るべきですか?
決まった正解はありません。同じ診療科・同じ方針で拠点を増やす場合は、1つのドメインに拠点ページを置く方式のほうが、ブランドの統一や更新の手間の面で管理しやすくなります。拠点ごとに診療科や対象とする患者が大きく異なる場合は、別サイトも選択肢です。どちらでも、患者が最初に拠点を選べる導線にしてください。
拠点ページの文章が似てしまいます。問題になりますか?
実在する拠点の情報で作られたページであれば、地域名だけを置き換えた誘導ページとは性質が異なります。ただし、中身がほとんど同じだと患者にとっても違いが分かりません。医師、診療時間、アクセス、設備、行っている診療など拠点固有の情報で書き分け、共通の説明は1つのページにまとめて各拠点からリンクする形にします。
Googleビジネスプロフィールの名称に、地域名を入れてもよいですか?
Googleのガイドラインでは、名称には実際に使っている名称を使い、同一国内の拠点は原則として同じ名称にするとされています。看板や正式名称で拠点名を含めて一貫して使っている場合はその名称を使えますが、実際の名称にない地域名を付け足すことはできません。名称は看板や公式サイトの表記と一致させてください。
電話は総合受付にまとめたほうが効率的ではありませんか?
受付の効率を考えて総合受付を設ける方法もありますが、Googleのガイドラインは、可能であれば総合受付の番号ではなく拠点に直接つながる番号を使うことを推奨しています。総合受付を使う場合でも、拠点ページとプロフィールには拠点ごとの番号を載せ、拠点の取り違えが起きないよう案内の手順を決めておきます。
分院の院長は、本院の院長と兼ねられますか?
医療法第12条は、診療所を管理する医師は、原則として他の診療所を管理しない者でなければならないとし、都道府県知事の許可を受けた一定の場合を例外としています。分院の管理者の体制は、開設の計画段階で所管の保健所に確認してください。ホームページの医師紹介も、拠点ごとの管理者と担当医を正確に書きます。
拠点ごとの集患の成果は、どう比べればよいですか?
拠点ごとに、新患数、予約完了数、電話件数、Googleビジネスプロフィールの検索・経路・電話の反応、問診票の来院のきっかけを月次で記録し、同じ書式で並べます。拠点の開設時期や立地、診療科によって条件が違うため、拠点同士の単純な比較より、各拠点の推移を見て改善点を探すのが現実的です。
本院の口コミを分院のプロフィールに表示させることはできますか?
口コミは、患者が受診した拠点のプロフィールに投稿されるもので、本院の口コミを分院に移したり、まとめたりする運用は想定されていません。分院の公式サイトで本院の口コミを転載することも、体験談の広告と受け取られるおそれがあります。分院では、その拠点での受付や案内を整え、届いた口コミに丁寧に返信していきます。

SUMMARYまとめ|拠点の情報は分け、ブランドとルールはそろえる

この記事のポイント
POINT 01分院は拠点ごとに管理者を置く別の診療所
POINT 02サイト構成は運営体制と診療内容の違いで選ぶ
POINT 03拠点ページは固有の情報で書き分ける
POINT 04プロフィールは1拠点1つ、名称は実際の名称
POINT 05予約と電話は入口で拠点を選ばせる
POINT 06権限は本部、日々の更新は拠点で分担

今日から進めるならこの順番

STEP 01拠点別の表記の基準表を作る
STEP 02各プロフィールのリンク・電話・名称を照合する
STEP 03拠点ページを固有の情報で書き分ける
STEP 04拠点別の月次レポートと権限一覧を整える

分院展開の集患は、患者が迷わず目的の拠点にたどり着けるかどうかで決まります。拠点ごとに異なる情報を正確に分け、ブランドと運用のルールを共通にそろえることで、拠点が増えても情報の質を保てます。地図での見え方を含めた全体像はクリニックMEO完全ガイドにまとめています。

CLINIC MEO DIAGNOSIS

拠点ごとのGoogleビジネスプロフィールと拠点ページの情報を照合します

各拠点の名称・電話番号・ウェブサイトのリンク先・予約リンク・診療時間を照合し、拠点の取り違えや重複の原因と、直す順番をお渡しします。

無料MEO診断の案内を見る  →
確認した一次情報・公式情報
執筆・編集:クリニック集客研究所(MOCHI ha MOCHIYA)
本記事は一般的な運用情報であり、検索での表示や順位、集患の効果を保証するものではありません。
対象:日本国内で分院を展開する、または計画している医療法人・クリニック。分院の開設や管理者に関する手続きは所管の保健所に、個別の表現が医療広告規制に適合するかの判断は所管の保健所または専門家にご確認ください。
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