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Googleビジネスプロフィールの情報を控える方法|口コミ・投稿・パフォーマンスを院内に残す記録の取り方

Googleビジネスプロフィールの情報を控える方法|口コミ・投稿・パフォーマンスを院内に残す記録の取り方
クリニック集客研究所|RECORD KEEPING
プロフィールが停止した朝、
「何が載っていたか」を言えますか

Googleビジネスプロフィールの情報は、Googleのサーバーにあり、院の手元にはありません。停止、乗っ取り、誤操作、担当者の退職が起きたとき、「何を登録していたか」「口コミに何と返信していたか」「先月の電話数はいくつだったか」を院内で答えられない院がほとんどです。本記事では、プロフィールの基本情報・口コミ・投稿・パフォーマンスを院内に控える方法を、頻度・形式・個人情報の扱い・復旧時の使い方まで整理します。

控えるのは4種類基本情報・口コミと返信・投稿と写真・パフォーマンス
頻度は種類ごと基本情報は変更時、口コミと数値は月次
個人情報は最小限口コミの投稿者名は控えない
?Googleビジネスプロフィールのデータをまとめて書き出す機能はある?
?何を、どのくらいの頻度で控えておけば十分?
?口コミを控えるとき、個人情報の扱いはどうする?
✓先に確認する5つの要点
  • Googleビジネスプロフィールの情報は院の手元に自動では残らない。停止・乗っ取り・誤操作・担当交代に備えて、院内に控えを持つ
  • 控えるのは、基本情報(名称・住所・電話・カテゴリ・営業時間・属性・説明文・サービス)、口コミと返信、投稿と写真、パフォーマンスの4種類
  • 基本情報は変更のたびに、口コミ・投稿・パフォーマンスは月次で控える。写真は元データを院内に保管する
  • 口コミの控えでは、投稿者名やプロフィール写真は残さない。件数・評価・本文の要旨・返信文で十分
  • 控えは復旧の「証拠」ではなく「再入力の材料」。Googleへの申し立てでは、公式の手順と求められる資料に従う
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今のプロフィールの「現状記録」を1枚にまとめたい方へ

基本情報・口コミ・投稿・パフォーマンスの現状を棚卸しし、控えの起点となる記録と、優先して直す項目を整理します。

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最終確認日:2026年9月16日。Googleビジネスプロフィールの画面・機能・データの取得方法は更新されることがあります。操作時は実際の管理画面と公式ヘルプもあわせてご確認ください。

目次

WHYなぜ控えが必要か:4つの場面

場面起きること控えがあると
プロフィールの停止管理画面にアクセスできず、登録内容を確認できない登録していた内容を把握したうえで、公式の申し立て手順に沿って対応できる
乗っ取り・不正な編集名称・電話・URLが書き換えられる正しい値を即座に特定し、再入力できる
誤操作・Googleによる更新の誤承認営業時間や住所が意図せず変わる変更前の値に戻せる
担当者の退職・業者の交代何を登録し、どう返信していたかが失われる引き継ぎ資料として使える

停止時の対応手順はプロフィール停止と復旧、乗っ取り対策は2段階認証と権限点検で扱っています。どちらも、「何が載っていたか」が分かっていることが前提です。

控えは「復旧の保証」ではありません

院内に控えがあっても、停止の解除や削除された口コミの復元をGoogleに約束させることはできません。控えの役割は、正しい情報を再入力できること、申し立ての際に登録内容を正確に説明できること、担当が変わっても運用を続けられることです。

WHAT控える4種類と頻度

控える情報の種類・頻度・形式
種類内容頻度形式
1. 基本情報名称、住所、電話、URL、予約リンク、カテゴリ、営業時間、特別営業時間、属性、説明文、サービス欄、開業日変更のたび+半年に1回の全体確認表計算1シート+管理画面のスクリーンショット
2. 口コミと返信件数、評価の分布、新規口コミの要旨、返信文月次表計算1シート(投稿者名は控えない)
3. 投稿と写真投稿の本文と日付、写真の元データとalt(説明)投稿・追加のたび投稿は表計算、写真は元ファイルをフォルダ保管
4. パフォーマンス閲覧数、検索語上位、電話、経路、ウェブサイトクリック月次月次レポートに転記

Googleビジネスプロフィールには、プロフィール全体をまとめて書き出す機能が院向けに常時用意されているわけではありません。管理画面から読み取って手で転記するのが基本です。1回の作業は、基本情報で30分、月次の口コミとパフォーマンスで20分程度です。

BASIC INFO基本情報の控え方

基本情報の控えは、変更履歴テンプレートの「0行目(現状記録)」と同じものです。変更履歴を運用していれば、最新の状態は履歴から再構成できます。

控える項目

  • ビジネス名(表示されている文字どおり)
  • 住所(郵便番号から階数まで)と地図ピンの位置(スクリーンショット)
  • 電話番号(メインと追加)
  • ウェブサイトURL、予約リンク(UTMを含めた完全なURL)
  • メインカテゴリ、追加カテゴリ
  • 営業時間(曜日別)、特別営業時間の設定内容
  • 属性(「はい」にした項目の一覧)
  • 説明文の全文
  • サービス欄の項目名と説明
  • 開業日
  • オーナー・管理者のアカウント一覧

スクリーンショットの撮り方

管理画面の各項目を、値が読める大きさで撮ります。ファイル名は「日付_項目名」(例:20260916_営業時間)にし、表計算の該当行にファイル名を書いておきます。患者情報が写る画面(口コミの投稿者情報など)は撮らないでください。

基本情報の各項目の考え方は、カテゴリの選び方、診療時間の登録手順、サービス欄の設定手順でそれぞれ扱っています。

REVIEWS口コミと返信の控え方

口コミは、Googleの判断で非表示になったり削除されたりすることがあり、院側で復元はできません。控えの目的は、返信の記録と、傾向の把握です。

✓ 控えるもの
  • 投稿日(月まで、または日付)
  • 評価(星の数)
  • 本文の要旨(受付対応、待ち時間、説明の分かりやすさ、など分類語で)
  • 院の返信文の全文と返信日
  • 報告(削除依頼)した場合はその日付と結果
  • 月ごとの件数と評価の分布
× 控えないもの
  • 投稿者の表示名、プロフィール写真
  • 本文に含まれる来院日・症状・治療内容の詳細
  • 投稿者を特定できる院内の記録(カルテ番号との紐づけなど)
  • 口コミ画面全体のスクリーンショット

本文の全文を控える必要はありません。要旨と返信文があれば、返信の一貫性の確認と、傾向の分析には十分です。返信の型は口コミ返信とプライバシー配慮、削除依頼の判断は削除依頼の手順で扱っています。

!

口コミの控えは、口コミの内容を院内で共有・評価するための資料ではありません。
スタッフ個人を特定して指導する材料に使うと、院内の空気が変わり、口コミ対応そのものが萎縮します。控えの用途を「返信の記録と傾向の把握」に限定してください。

POSTS & PHOTOS投稿・写真の控え方

投稿

投稿は一定期間で表示されなくなるものがあり、過去の投稿を管理画面で遡るのも手間です。投稿するたびに、本文・日付・種類(最新情報、イベントなど)・添付した写真のファイル名を表計算に1行追加します。休診案内など繰り返し使う文面は、テンプレートとして別に持っておくと、次回の作成が速くなります。投稿の使い分けは投稿の使い分けと審査対策をご覧ください。

写真

プロフィールにアップロードした写真の元データを、院内のフォルダに保管します。Googleにアップロードした後の画像は圧縮され、元の解像度では取り出せません。移転、リニューアル、他の地図サービスへの登録、公式サイトでの再利用のたびに元データが必要になります。

  • フォルダは「外観」「入口」「院内」「設備」「スタッフ」「ロゴ・カバー」に分ける
  • ファイル名に撮影日と場所を入れる(例:20260916_外観_正面)
  • スタッフ写真は、掲載可否の同意記録と一緒に保管する
  • 差し替えた古い写真も「旧」フォルダに残しておく(削除は1年後)

写真の選び方は外観・院内・スタッフ写真の選び方で扱っています。

PERFORMANCEパフォーマンスの控え方

パフォーマンスの数値は、管理画面で一定期間しか遡れません。月次で転記しなければ、過去の数字は失われます。転記する項目は、月次レポートの指標と同じで構いません。

項目転記の単位注意
プロフィールの閲覧数月合計(検索・マップの内訳があれば分ける)指標の定義が変わることがある。変更があれば注記
検索語の上位上位10語と、それぞれの表示回数院名を含む語とそれ以外を分けて数える
通話月合計—
経路案内月合計—
ウェブサイトクリック月合計GA4のGBP経由セッションと並べる
口コミ件数・評価月末時点の累計と、当月の新規件数—

パフォーマンス画面の各指標の意味はGBPパフォーマンスの見方、月次レポートへの組み込みはMEO月次レポートの作り方で扱っています。

STORAGE保存場所と個人情報の扱い

保存場所

  • 院が管理する共有フォルダ(クラウドでも院内サーバーでも可)に「GBP控え」フォルダを作る
  • 担当者の個人アカウントや私用端末には保存しない
  • フォルダへのアクセス権は院長・事務長・担当者に限定する
  • 業者に控えを作らせる場合も、保存先は院のフォルダにする

個人情報の扱い

口コミの控えに投稿者名を残さないのは、控えが患者の個人情報を含む文書にならないようにするためです。口コミ本文に来院日や症状が書かれていても、要旨に置き換えて控えます。返信文には、もともと患者を特定する情報を書かないのが原則です。医療機関の個人情報の扱いについては、個人情報保護委員会の資料と、自院の個人情報保護方針に従ってください。

アカウント情報は別管理

Googleアカウントのパスワード、2段階認証のバックアップコード、復旧用の電話番号やメールアドレスは、控えのフォルダには入れず、院のパスワード管理の仕組みで別に管理します。控えのフォルダにログイン情報が混ざると、フォルダの共有範囲がそのまま権限の共有範囲になってしまいます。

RECOVERY復旧時の使い方

CASE A不正な編集・誤操作で情報が変わった

基本情報の控えと照合し、変わった項目を特定します。正しい値を再入力し、変更履歴に「復旧」として記録します。同時に、オーナー・管理者の一覧を控えと照合し、見覚えのないアカウントがないかを確認します。

参考:Googleによる更新の確認と直し方

CASE Bプロフィールが停止した

控えで登録内容を把握したうえで、Googleの公式手順に沿って申し立てを行います。求められる資料(事業の実在を示す書類など)は公式の案内に従います。控えは「何が登録されていたか」を正確に説明する材料になります。

参考:プロフィール停止と復旧

担当者交代時の使い方

新しい担当者は、控えのフォルダと変更履歴を読むことで、現在の登録内容、過去の変更の経緯、口コミ返信の型、月次の数字の推移を把握できます。引き継ぎ書を別に作る必要はなく、控えと履歴がそのまま引き継ぎ資料になるのが、この運用の利点です。

COMMON MISTAKESよくある失敗6つ

01Googleに残っているから大丈夫だと思う

停止や乗っ取りで、管理画面にアクセスできなくなります。院内に控えを持ちます。

02口コミの投稿者名まで控える

個人情報を含む文書になります。要旨と返信文で十分です。

03写真の元データを捨てる

アップロード後の画像は元の解像度で取り出せません。元データを保管します。

04担当者の個人アカウントに保存する

退職と同時に失われます。院の共有フォルダに保存します。

05パフォーマンスを転記しない

管理画面で遡れる期間は限られます。月次で転記します。

06控えにログイン情報を混ぜる

フォルダの共有範囲が権限の共有範囲になります。別管理にします。

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FAQよくある質問

Googleビジネスプロフィールのデータを一括で書き出す機能はありますか?
院向けに、プロフィール全体を常時まとめて書き出す機能が用意されているわけではありません。パフォーマンスの一部はダウンロードできる場合がありますが、機能は変更されることがあります。基本は、管理画面から手で転記し、スクリーンショットを補助に使う方法です。Googleアカウント全体のデータ書き出し機能にビジネスプロフィールが含まれるかは、その時点の公式案内を確認してください。
控えの作成をMEO業者に頼んでもよいですか?
作業の代行は問題ありませんが、保存先は院の共有フォルダにし、業者のフォルダやアカウントに置かないでください。契約終了時に控えごと失われます。また、業者が控えを作る場合も、口コミの投稿者名を残さないなど、個人情報の扱いは院のルールに従ってもらいます。
口コミの本文を全文控えないと、削除依頼のときに困りませんか?
削除依頼(報告)はGoogleの管理画面から行い、対象の口コミはGoogle側にあるため、院内の控えは必要ありません。法的対応を検討する場合は、その時点で該当の口コミを証拠として保存する手順を別に踏みます。日常の控えは要旨で十分です。
控えがあれば、削除された口コミは復元できますか?
できません。口コミの表示・非表示はGoogleが判断し、院側で復元する手段はありません。控えの役割は、返信の記録と傾向の把握であり、復元の材料ではありません。口コミが消えた場合の考え方は、口コミが消えた・表示されないときの解説をご覧ください。
写真の元データはどのくらいの期間保管すればよいですか?
現在使用中の写真は使用を終えるまで、差し替えた古い写真は1年程度を目安に保管し、その後は削除して構いません。スタッフ写真は、本人の同意記録と一緒に保管し、退職後は本人の意向に沿って掲載を終了し、データも削除します。
半年に1回の全体確認では、何をすればよいですか?
基本情報の控えと管理画面を項目ごとに照合し、ずれがあれば「変更履歴に記録がない変更」として原因を確認します。Googleによる更新の誤承認や、業者の無断変更が見つかることがあります。照合の結果と日付を控えに記録します。年次総点検と合わせて行うと効率的です。
控えを作れば、Googleマップの順位に影響しますか?
影響しません。控えは院内の運用のための記録で、Googleの表示や順位とは無関係です。目的は、停止・乗っ取り・誤操作・担当交代のときに正しい情報を再現できることです。

SUMMARYまとめ|4種類を、頻度を決めて、院のフォルダに

この記事のポイント
POINT 01プロフィールの情報は院の手元に自動では残らない
POINT 02基本情報・口コミ・投稿写真・パフォーマンスの4種類
POINT 03基本情報は変更時、口コミと数値は月次
POINT 04投稿者名は控えない。要旨と返信文で十分
POINT 05写真の元データを院のフォルダに
POINT 06控えは復旧の保証ではなく再入力の材料

今日から進めるならこの順番

STEP 01院の共有フォルダを作る
STEP 02基本情報を現状記録として転記
STEP 03写真の元データを集める
STEP 04月次の転記を月末の作業に組み込む

控えを作る作業は、最初の1回が30分、月次が20分です。4種類を、頻度を決めて、院のフォルダに。この習慣があれば、停止や乗っ取りが起きた朝にも、担当が変わった日にも、院は自分の情報を自分で把握しています。運用全体の考え方はクリニックMEO完全ガイドにまとめています。

CLINIC MEO DIAGNOSIS

控えの起点になる「現状記録」を、第三者の目で作成します

基本情報・カテゴリ・属性・写真・口コミ・権限・計測の現状を棚卸しし、控えのテンプレートと優先して直す項目を一緒にお渡しします。

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確認した一次情報・公式情報
執筆・編集:クリニック集客研究所(MOCHI ha MOCHIYA)
本記事は一般的な運用情報であり、Googleによる表示や審査・復旧の結果を保証するものではありません。
対象:日本国内のクリニックにおける一般的なGoogleビジネスプロフィール運用。個別の審査結果・検索順位・医療上の判断・法令適合性の判断を保証するものではありません。
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