Googleビジネスプロフィールの「パフォーマンス」では、検索語、閲覧、電話ボタン、ウェブサイトクリック、経路案内などを確認できます。ただし「閲覧=患者数」「電話=通話成立」「経路案内=来院」とは限りません。指標の定義と更新タイミングを理解し、前月比だけでなく診療日数や休診、サイト側の予約完了データと分けて判断します。
- データは確認済みプロフィールのみ
- 閲覧は1人を1日1回に制限して集計
- 電話は通話成立ではなくボタンのクリック
- 検索語は月初更新で最大5日かかる場合
最終確認日:2026年8月26日。Googleビジネスプロフィールの画面・機能・ポリシーは更新されることがあります。操作時は実際の管理画面とGoogle公式ヘルプも確認してください。
BASIC各指標が「何を数えているか」を確認してから比較する
Google公式では、パフォーマンスデータは確認済みプロフィールで、関連Googleアカウントへログインしたオーナー・管理者が確認できます。期間を指定して検索・マップ上の発見と行動を把握します。
閲覧はプロフィールを見たユニーク利用者を中心に計測し、同一人物は1日に1回のみカウントされます。電話は電話ボタンのクリック数、ウェブサイトはリンクのクリック数であり、予約や来院の完了数そのものではありません。
検索語は月初に更新され、表示まで最大5日かかる場合があります。またパフォーマンスにはオーガニック検索とGoogle広告由来のデータが含まれると案内されています。指標の変化を即座に施策効果と断定しません。
順位上昇、審査通過、口コミ増加などの結果は保証しません。確認済みの公式仕様と、クリニック運用上の安全な判断手順を分けて説明しています。
DECISION TABLE状況別の判断表
| 状況 | 判断 | 確認点 |
|---|---|---|
| 検索語 | プロフィールが表示された検索語 | 患者ニーズと情報不足を確認 |
| 閲覧 | 検索・マップで見た人 | 来院数ではない |
| 電話 | 電話ボタンのクリック | 通話接続・予約成立ではない |
| ウェブサイトクリック | サイトリンクのクリック | GA4の予約完了と別管理 |
判断に迷うときは、検索対策として有利そうかではなく、患者に表示しても実態との矛盾がなく、第三者へ説明できるかを基準にしてください。
5 STEPS初心者でも進められる実務の5ステップ
比較期間を固定
毎月同じ締め日・日数で、前月・前年同月など比較条件をそろえます。
記録:期間/診療日数/休診
指標を定義ごとに取得
検索語、閲覧、電話、サイト、経路案内を取得し、画面またはCSVで保存します。
取得:パフォーマンス → 期間指定
院内イベントを注記
休診、移転、診療時間変更、広告、サイト改修、口コミ対応など数字へ影響し得る事実を記録します。
注記:推測と事実を分離
サイト側データと分けて照合
GBPのサイトクリックとGA4、予約システム、電話受付記録を同一指標とみなさず、段階ごとに比較します。
導線:表示 → クリック → 予約 → 来院
次月の改善を一つ決める
検索語と行動から、営業時間、サービス、写真、予約先など改善対象を一つ選び、変更前後を記録します。
改善:一度に一変数
OK / NG実務で迷いやすい境界
- 指標定義を併記
- 期間条件を固定
- 診療日・広告を注記
- 予約完了と別指標で管理
- 閲覧を患者数と呼ぶ
- 電話クリックを成約扱い
- 検索語更新前に欠落と断定
- 前月比だけで効果保証
医療機関では、一般店舗以上に患者情報の扱いへ注意が必要です。
公開画面へ受診事実・症状・治療内容・氏名などを追加しないことを、作業者全員の共通ルールにしてください。
COMMON MISTAKESよくある失敗と直し方
重要なのは患者が必要情報へ進めたかです。表示だけでなくサイト・予約導線も確認します。
GBP、GA4、予約システムは計測定義が異なるため、完全一致を前提にしません。
何が変化に関係したか判断できなくなります。優先度の高い一項目から変更します。
Google公式では検索語を直接管理できないと案内しています。実態に合う情報整備へ使います。
CHECKLIST作業前後のチェックリスト
作業前に確認
- 比較期間を決定
- 休診・広告を確認
- 指標定義を共有
- GA4・予約データ範囲を確認
- 前月データを保存
作業後に確認
- 各指標を保存
- 前年差・前月差を計算
- 変化要因を事実で注記
- 改善を一つ決定
- 次回確認日を設定
変更履歴は「前・後・根拠」を一組で残す
GBPパフォーマンス分析を担当者の記憶だけで運用すると、数週間後に「誰が、なぜ、何を変えたか」が追えなくなります。作業日、担当者、変更前の表示、変更後の値、判断に使った公式情報、院内確認者、公開画面のURLまたはスクリーンショットを一組で保存してください。審査や表示不具合が起きたとき、元の状態へ戻すためではなく、原因を一つずつ切り分けるための記録です。
変更前後の値、操作日時、担当者、根拠、確認画面を残します。複数項目を変更した場合は項目ごとに行を分けます。
反映状態、エラーや通知、患者側での見え方、問い合わせ・予約などの行動を同じ条件で確認します。順位だけで完了判定しません。
トラブル時に作業を止める条件
保存後に再確認要求、停止、第三者による編集、住所や電話の意図しない変更、別院へのリンク、患者情報の露出などを見つけた場合は、追加編集をいったん止めます。現在の画面と通知を保存し、直前の変更と公式ガイドラインを照合してください。焦って複数箇所を連続修正すると、どの操作が審査や表示変化に関係したか分からなくなります。
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FAQよくある質問
電話の数は実際につながった件数ですか?
閲覧は同じ人を何度も数えますか?
検索語が今月分まで出ません
GA4と数字が合わないのは異常ですか?
SUMMARYまとめ|事実・患者目線・記録の3点で運用
設定を変えること自体を目的にせず、患者が正しい情報を見て迷わず行動できる状態をゴールにします。変更内容と確認日を残し、短期の変動だけで効果を断定しないでください。
プロフィール全体の不一致をまとめて確認しませんか?
基本情報、口コミ、写真、予約導線、公式サイトを横断し、優先順位を整理します。
- Google ビジネス プロフィール ヘルプ「Understand your Business Profile performance & insights」(2026年8月26日確認)
- Google ビジネス プロフィール ヘルプ「Google のローカル検索結果のランキングを改善するヒント」(2026年8月26日確認)
対象:日本国内のクリニックにおける一般的なGoogleビジネスプロフィール運用。個別の審査結果・検索順位・医療上の判断を保証するものではありません。
