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「Googleを名乗る電話・メール」の見分け方|クリニックのGoogleビジネスプロフィール通知と営業・詐欺の切り分け

「Googleを名乗る電話・メール」の見分け方|クリニックのGoogleビジネスプロフィール通知と営業・詐欺の切り分け
クリニック集客研究所|SCAM & NOTIFICATIONS
「Googleです。掲載を続けるには手続きが必要です」
——その電話は、Googleではない

「Googleマップの掲載が停止されます」「上位表示の枠が残り1つです」「Googleの認定パートナーです」。受付にかかってくるこうした電話や、管理者のメールに届く「今すぐ確認」のリンクは、ほとんどがGoogleとは無関係の営業か、アカウント情報を狙う詐欺です。一方で、Googleからの正規の通知や自動通話も実際に存在し、無視すると営業時間の確認や再確認の期限を逃します。本記事では、公式ヘルプに沿って正規の連絡の特徴、詐欺の典型パターン、院内での対応ルールを整理します。

Googleは料金を請求しない掲載維持・確認・回復に費用は不要
OTP・PIN・パスワードは聞かない聞かれたら詐欺
正規の自動通話はある営業時間の確認など。切ってもよい
?「Googleの者ですが」という電話が受付にかかってくる。本物?
?「プロフィールのオーナー権限をリクエストされました」というメールが届いた。どうする?
?Googleからの正規の連絡には、どんなものがある?
✓先に確認する5つの要点
  • 公式ヘルプは「Googleがお支払い情報、クレジットカード情報、アカウントのパスワードを尋ねることは決してなく、Googleへの掲載維持を理由に金銭を要求する電話はすべて詐欺」と明記している
  • 公式ヘルプは「GoogleがワンタイムパスワードやPINを尋ねることは決してなく、プロフィールの管理・オーナー確認・回復のために料金を支払うよう説得することはない」としている
  • Googleからの正規の自動通話は存在する。営業時間の確認や、ユーザーの代理での問い合わせなどで、通話の開始時にGoogleからであることと理由が告げられ、金銭・登録・個人情報は求められない
  • Googleの社員を装った電話は切る。音声案内でボタンを押すよう促されても押さない、と公式ヘルプは案内している
  • 「オーナー・管理者になるためのリクエスト」のメールは、知り合いからでない限り承認しない。管理画面から直接確認する習慣を院内で徹底する
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受付が迷わない「Googleを名乗る連絡」の対応ルールを整えたい方へ

プロフィールの権限・通知設定・2段階認証の状態を確認し、院内で共有できる対応ルールと点検項目を整理します。

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最終確認日:2026年9月16日。Googleビジネスプロフィールの通知・自動通話の仕様、公式ヘルプの記載は更新されることがあります。不審な連絡を受けたときは、その時点の公式ヘルプと実際の管理画面をご確認ください。

目次

OFFICIALGoogleが公式に説明していること

判断の軸になる公式ヘルプの記載

判断の軸は、Googleビジネスプロフィール ヘルプの2つのページに集約されています。

公式ヘルプの記載(要旨、2026年9月16日確認)
出典記載の要旨
「Google からビジネスへの自動通話またはテキスト メッセージについて」Googleがお支払い情報、クレジットカード情報、アカウントのパスワードを尋ねることは決してない。Googleへの掲載維持を理由に金銭を要求する電話はすべて詐欺で、Googleがそのような電話をかけることはない
「不正な電話とテキスト メッセージからの保護」サービスへの登録、金銭の支払い、個人情報の提供が自動通話で求められることはない。Googleの社員を装った電話は切り、音声案内でボタンを押すよう促されても押さない
「Google ビジネス プロフィールを保護する」GoogleがワンタイムパスワードやPINを尋ねることは決してない。プロフィールの管理(オーナー確認や回復を含む)のために料金を支払うよう説得することはない。お金と引き換えにプロフィール作成をサポートするという電話・メール・テキストに注意
同上プロフィールのオーナーまたは管理者になるためのリクエストメールは、アクセスをリクエストしている人が知り合いでない限り承認しない

3つの言葉が出たらGoogleではない

つまり、「金銭」「パスワード・OTP・PIN」「掲載の維持や上位表示の約束」のいずれかが出てきた時点で、Googleからの連絡ではありません。この3点を受付とスタッフが覚えておくだけで、大半の詐欺と営業は見分けられます。

「上位表示」を約束する連絡は、その時点でGoogleと整合しません

公式ヘルプは、ローカル検索結果の順位が関連性・距離・知名度で決まり、ランキングを上げるためのリクエストや金銭の受け取りには一切応じていないと明記しています。「Googleの認定で上位に」「枠が残り1つ」という話は、Googleの仕組みと矛盾します。順位要因の考え方は関連性・距離・知名度の整理をご覧ください。

LEGITIMATE正規の連絡の種類と特徴

正規の連絡は4種類

「Googleからの電話はすべて詐欺」と思い込むのも危険です。公式ヘルプは、Googleがビジネスに連絡する場面を説明しています。

種類内容(公式ヘルプの要旨)院の対応
ビジネス情報確認の自動通話・テキスト営業時間や特定のサービスの利用可能状況を確認するため、自動通話・テキスト・WhatsAppで連絡することがある。通話の開始時にGoogleからであることと理由を告げる。金銭・登録・個人情報は求めない答えても切ってもよい。希望しなければ通話中に伝えれば停止できる
ユーザーの代理の自動通話ユーザーが検索やマップから問い合わせた場合、Googleがユーザーに代わって自動音声で予約や在庫確認の電話をかけることがある。一部の地域・言語で提供通常の問い合わせと同様に対応
管理画面の通知・メールGoogleによる更新の提案、編集の審査結果、再確認の依頼、口コミの通知などメールのリンクを踏まず、管理画面に直接ログインして確認
オペレーターからの電話Google広告などのアカウントに関するサポート目的でオペレーターから電話することがある。ただし通話中に支払い情報を尋ねたり、優遇措置を約束したりすることはない支払い情報・優遇の話が出たら切る

正規の自動通話の対象は、公式ヘルプによると一般ユーザーからの電話を受けるために電話番号を公開しているビジネスです。院の代表番号をプロフィールに載せている以上、こうした通話があることは前提にしておきます。電話番号の考え方は代表番号・追加番号・計測番号の判断で扱っています。

SCAM PATTERNS詐欺・営業の典型パターン

クリニックに届きやすい「Googleを名乗る」連絡の典型
パターンよくある文句狙い公式ヘルプとの矛盾
掲載停止の脅し「手続きしないとマップから削除されます」有料サービスの契約掲載維持を理由に金銭を要求する電話はすべて詐欺
上位表示の枠「地域で残り1枠です」「認定パートナーです」MEO業者の営業順位を上げる金銭の受け取りには応じていない
確認コードの要求「今SMSで届いたコードを教えてください」アカウントの乗っ取りGoogleがOTPやPINを尋ねることは決してない
オーナー権限のリクエスト「Googleサポートです。管理を代行するので承認してください」プロフィールの乗っ取り知り合いでない限りリクエストを承認しない
偽のログイン画面「プロフィールに問題があります。今すぐ確認」のリンクパスワードの窃取Googleがパスワードを尋ねることは決してない
作成・確認の代行料「オーナー確認を有料で代行します」不要な支払いGoogleはこのサービスに料金を請求しない
音声案内でボタンを押させる「詳細は1を押してください」有効な番号の収集ボタンを押すと不審な電話がさらにかかる可能性

業者の営業と詐欺の境界

MEO業者の営業電話そのものは違法ではありませんが、「Googleの」「Google認定の」と名乗る時点で、公式ヘルプの記載と矛盾しています。業者を検討する場合は、電話の売り込みではなく、院側から契約前の確認項目を持って比較します。確認項目はMEO業者の選び方をご覧ください。

CHECK見分けるための確認表

受付が使う3つの質問

受付やスタッフが電話やメールを受けたとき、次の3問で判断します。

Q1金銭・料金の話が出たか
Q2パスワード・コード・PINを聞かれたか
Q3上位表示・掲載維持を約束・脅したか
→1つでも該当=Googleではない
LEGIT正規の連絡に共通すること

通話の開始時にGoogleからであることと理由を告げる。営業時間や提供状況の事実確認。金銭・登録・個人情報を求めない。切っても不利益がない。

管理画面の通知と照合できる。

SCAM詐欺・営業に共通すること

急がせる(今日中、残り1枠)。不安をあおる(削除、停止)。金銭・コード・承認を求める。折り返し先がGoogleのドメインではない。

管理画面に対応する通知がない。

EMAILSメール通知の扱い:本物でも「リンクを踏まない」

Googleからの正規のメール通知(審査結果、Googleによる更新、口コミの通知、再確認の依頼)は実際に届きます。しかし、偽メールは本物の見た目を真似ます。院内ルールとして、メールの真偽を見分けようとするのではなく、「メールのリンクは踏まず、管理画面に直接ログインして確認する」を徹底します。

  • ブラウザのブックマークからGoogleビジネスプロフィールの管理画面を開く
  • メールに書かれた内容(更新の提案、再確認の依頼など)が管理画面の通知にあるかを確認する
  • 管理画面に対応する通知がなければ、そのメールは無視する
  • 「オーナー・管理者のリクエスト」は、依頼者を院が知っている場合だけ、管理画面のユーザー設定から確認して承認する
  • Gmailを使っている場合は、フィッシングメールの報告機能で報告する

Googleによる更新の提案への対応はGoogleによる更新の確認と直し方、再確認の依頼への対応は編集が反映されないときの確認手順で扱っています。

RULES院内での対応ルール

受付が電話の一次対応をするクリニックでは、判断を受付に負わせないルールにします。

場面受付の対応担当者の対応
「Googleです」という電話(人)「担当者に伝えます」と言って会社名・担当者名・折り返し番号を聞き、その場では何も答えない・承認しないGoogleを名乗る場合は折り返さない。業者の営業なら必要に応じて院側の基準で判断
自動音声の電話営業時間の確認なら答えてよい。ボタンを押すよう促されたら押さずに切る記録不要
確認コード・パスワードを聞かれた即座に切る。担当者に報告アカウントのセキュリティを確認。パスワード変更を検討
「今日中に」「削除される」と急かされた「担当者から連絡します」で切る管理画面の通知を確認。対応する通知がなければ無視
メールのリンク踏まない。担当者に転送管理画面に直接ログインして照合
オーナー・管理者のリクエスト通知—依頼者が院の知り合いか確認。不明なら承認しない

受付の横に「金銭・コード・上位表示の話が出たらGoogleではない」の1枚を置いておくと、判断が速くなります。不審な連絡の日時・内容・相手の名乗りを変更履歴のメモ欄に残しておくと、同じ相手からの繰り返しに気づけます。

PROTECTプロフィールを守る設定

連絡の見分けと並行して、乗っ取られにくい状態を作ります。公式ヘルプ「Google ビジネス プロフィールを保護する」の推奨事項に沿って整理します。

  • すべてのプロフィールを申請(オーナー確認)する:未申請のプロフィールは不正アクセスが発生しやすい
  • アクセスを制限する:管理に不可欠なオーナーと管理者だけに権限を与え、退職した従業員のアクセス権は削除する
  • サードパーティに任せてもオーナー権限を維持する:業者に管理を委託しても、院がオーナーであり続ける
  • 2段階認証を有効にする:安全なパスワードと2段階認証で、アカウント自体を守る
  • 管理者のメールエイリアスを使う:個人のアドレスではなく、院の管理用アドレスで

権限の点検と2段階認証の設定は乗っ取り対策と権限点検、退職時の権限削除は管理者追加とオーナーとの権限差で扱っています。年1回の総点検で権限一覧を確認する運用は年次総点検にまとめています。

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口コミの削除と引き換えに金銭を要求する連絡は、別の種類の詐欺です。
Googleは否定的な口コミによる恐喝詐欺を報告する仕組みを案内しています。対応の手順は口コミで金銭を要求されたときをご覧ください。

COMMON MISTAKESよくある失敗6つ

01「Googleです」と言われて確認コードを伝える

GoogleがOTPやPINを尋ねることは決してありません。即座に切ります。

02掲載停止を恐れて有料サービスを契約する

掲載維持を理由に金銭を求める電話はすべて詐欺です。管理画面の通知で事実を確認します。

03メールのリンクからログインする

偽のログイン画面の可能性があります。ブックマークから管理画面を開きます。

04知らない相手のオーナー権限リクエストを承認する

プロフィールを失います。知り合いでない限り承認しません。

05正規の自動通話まで詐欺だと決めつける

営業時間の確認などの正規の通話はあります。金銭・コード・約束がなければ答えても切ってもよい。

06受付に判断を任せる

「担当者に伝えます」で切るルールにし、判断は担当者が管理画面で行います。

関連ページも同時に確認

FAQよくある質問

「Googleマップの担当者」を名乗る人から電話がありました。本物の可能性はありますか?
公式ヘルプでは、Google広告などのアカウントに関するサポート目的でオペレーターから電話することはあるとされていますが、通話中に支払い情報を尋ねたり、優遇措置を約束したりすることはないと明記されています。掲載の維持や上位表示、料金の話が出た時点でGoogleではありません。「担当者に伝えます」と言って切り、折り返しはしないでください。
自動音声で「営業時間を教えてください」という電話がありました。答えてよいですか?
公式ヘルプは、営業時間や提供状況を確認するためにGoogleから自動通話やテキストが届くことがあると説明しています。通話の開始時にGoogleからであることと理由が告げられ、金銭・登録・個人情報は求められません。答えても構いませんし、希望しなければ通話中に伝えれば停止できます。ボタンを押すよう促される場合は押さずに切ります。
「オーナー権限をリクエストされました」というメールが届きました。
メールのリンクは踏まず、管理画面に直接ログインしてユーザー設定を確認してください。公式ヘルプは、アクセスをリクエストしている人が知り合いでない限り承認しないよう案内しています。制作会社や業者からのリクエストでも、事前に院が依頼したものかを確認してから、管理者(オーナーではなく)として承認します。
SMSで確認コードが届き、直後に「コードを教えてください」と電話がありました。
乗っ取りの典型的な手口です。GoogleがOTPやPINを尋ねることは決してありません。電話は即座に切り、コードは誰にも伝えないでください。すでに伝えてしまった場合は、Googleアカウントのパスワードを変更し、2段階認証の設定と、プロフィールのオーナー・管理者一覧に見覚えのないアカウントがないかを確認します。
MEO業者の営業電話は、すべて断るべきですか?
営業電話そのものは違法ではありませんが、「Googleの」「Google認定の」と名乗ったり、順位の引き上げを請け合ったりする時点で公式ヘルプの記載と矛盾します。業者を検討する場合は、電話の売り込みで決めず、院側から契約前の確認項目(権限の持ち方、成果の定義、変更履歴の記入、契約終了時の引き渡し)を持って比較してください。
不審な電話を報告する窓口はありますか?
公式ヘルプには、米国向けの報告先(FTCなど)が案内されていますが、日本国内向けの専用窓口は記載されていません。日本では、消費生活センターや警察相談専用電話(#9110)に相談する方法があります。院内では、不審な連絡の日時・内容・名乗りを記録し、同じ相手からの繰り返しに備えてください。
本物の通知を見逃さないためには、どうすればよいですか?
週に1回、管理画面に直接ログインして通知を確認する運用にします。Googleによる更新の提案、審査結果、再確認の依頼は管理画面に表示されるため、メールを見分ける必要がなくなります。月次レポートの作成日に合わせて確認すると、習慣にしやすくなります。

SUMMARYまとめ|金銭・コード・上位表示の話が出たらGoogleではない

この記事のポイント
POINT 01Googleは料金を請求せず、パスワード・OTP・PINを聞かない
POINT 02掲載維持・上位表示を理由にした要求は詐欺・営業
POINT 03正規の自動通話はある。答えても切ってもよい
POINT 04メールのリンクは踏まず、管理画面に直接ログイン
POINT 05知らない相手の権限リクエストは承認しない
POINT 06受付は「担当者に伝えます」で切る

今日から進めるならこの順番

STEP 01受付用の1枚を作る
STEP 02管理画面をブックマーク
STEP 03権限一覧と2段階認証を確認
STEP 04週1回の通知確認を習慣に

Googleを名乗る連絡は、見分ける技術より、「金銭・コード・上位表示の話が出たらGoogleではない」という1つの基準と、「メールのリンクは踏まず管理画面で確認する」という1つの習慣で対処できます。受付に判断を負わせず、担当者が管理画面で照合する。この形ができていれば、詐欺にも営業にも、正規の通知にも落ち着いて対応できます。運用全体の考え方はクリニックMEO完全ガイドにまとめています。

CLINIC MEO DIAGNOSIS

乗っ取られにくい状態になっているか、権限と設定を確認します

オーナー・管理者の一覧、2段階認証、管理用アドレス、業者の権限の持ち方を確認し、受付用の対応ルールと一緒に、直す項目をお渡しします。

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確認した一次情報・公式情報
執筆・編集:クリニック集客研究所(MOCHI ha MOCHIYA)
本記事は一般的な運用情報であり、Googleによる表示や審査結果を保証するものではありません。
対象:日本国内のクリニックにおける一般的なGoogleビジネスプロフィール運用。詐欺や不審な連絡への個別の対応・法的判断は本記事の対象外であり、個別の審査結果・検索順位・医療上の判断を保証するものではありません。
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