カバーは「患者が最初に見る1枚」
Googleビジネスプロフィールの写真には、「ロゴ」「カバー写真」「その他の写真」の3つの種類があります。ロゴとカバー写真は患者が院名で検索したときに最初に目に入る要素ですが、「ロゴが表示されない」「カバーに選んだ写真と違う写真が出る」という相談は珍しくありません。本記事では、公式ヘルプに記載された仕様と表示の条件、クリニックがロゴとカバーに何を選ぶべきか、看板や公式サイトとの統一、加工やAI生成画像の扱い、差し替えのタイミングを整理します。
- 公式ヘルプでは、ロゴを掲載するとGoogleサービス上でビジネスが目に留まりやすくなり、基本情報(電話番号、営業時間など)が設定されている場合にロゴが強調して表示されるとされている
- ロゴ写真が表示されない場合は、名前、番地が含まれた有効な住所、カテゴリ、電話番号、営業時間が入力されているかを確認する、と公式ヘルプに記載がある
- カバー写真は「ビジネスを最もよく表す写真をプロフィールの上部に表示」するものだが、希望した写真が必ず最初に表示されるとは限らない。画質が低い場合や適切でないと判断される場合は、顧客が投稿した写真が代わりに選択されることがある
- 写真の仕様はJPGまたはPNG、10KB〜5MB、推奨720×720ピクセル、最小250×250ピクセル。大幅な加工や過度のフィルタは避ける
- ロゴは看板・公式サイト・診察券と同じものを使い、患者が同じ院だと迷わず判断できる状態にする
ロゴ・カバー・外観写真が「同じ院」として揃っているか確認したい方へ
プロフィールの写真と、看板・公式サイト・他の地図の表示を照合し、患者が迷う要素と差し替えの優先順位を整理します。
無料MEO診断の内容を見る →最終確認日:2026年9月16日。Googleビジネスプロフィールの写真の仕様・表示の条件は更新されることがあります。操作時は実際の管理画面と公式ヘルプもあわせてご確認ください。
TYPES写真の3つの種類と役割
Googleビジネスプロフィール ヘルプ「ビジネス プロフィールの写真と動画を管理する」では、追加できる写真のタイプとして3つが挙げられています。
| タイプ | 公式ヘルプの説明(要旨) | クリニックでの役割 |
|---|---|---|
| ロゴ | 掲載するとGoogleサービス上でビジネスが目に留まりやすくなる。基本情報が設定されている場合、プロフィールでロゴが強調して表示される | 院名検索で「この院だ」と認識してもらう印。看板と同じもの |
| カバー写真 | ビジネスを最もよく表すカバー写真をプロフィールの上部に表示する。ただし、希望した写真が必ず最初に表示されるとは限らない | 外観か入口。患者が到着時に照合できる1枚 |
| その他の写真 | ビジネスの特長を強調しながらユーザーに情報を伝える | 院内、設備、受付、スタッフなど |
「その他の写真」の選び方は外観・院内・スタッフ写真の選び方で扱っています。本記事はロゴとカバー写真に絞ります。
LOGOロゴ:仕様と表示されない理由
仕様
写真のガイドラインは、形式がJPGまたはPNG、サイズが10KB〜5MB、推奨解像度が縦720ピクセル・横720ピクセル、最小解像度が縦250ピクセル・横250ピクセルです。ロゴは正方形に近い形で表示されることが多いため、正方形の画像で、余白を含めてロゴ全体が収まるものを用意します。横長のロゴをそのまま使うと、左右が切れて表示されることがあります。
表示されない理由
公式ヘルプの「ロゴ写真がない」の項には、ロゴ写真が表示されない場合は、ビジネスプロフィールで必要な情報をすべて入力していることを確認するとあり、例として次が挙げられています。
- 名前
- 番地が含まれた有効な住所
- カテゴリ
- 電話番号
- 営業時間
つまり、ロゴが出ないときに最初に疑うのは画像ではなく、基本情報の入力漏れです。住所に番地が入っていない、営業時間が未設定、といった状態を先に確認します。基本情報の整え方は住所・地図ピンの整え方と診療時間の登録手順をご覧ください。
| 確認すること | よくある状態 | 対処 |
|---|---|---|
| オーナー確認 | 未完了 | 写真は確認完了後にのみ表示される。先に確認を済ませる |
| 基本情報 | 住所に番地がない、営業時間が空欄 | 公式ヘルプの例に沿って5項目を埋める |
| 審査ステータス | 保留中、不承認 | 表示まで最長24〜48時間。不承認はポリシーと照合して修正 |
| 画像の仕様 | 5MB超、250ピクセル未満、対応外の形式 | 仕様に合わせて書き出し直す |
| 画像の内容 | 文字が読めない、余白が大きすぎる、切れている | 正方形で、ロゴ全体が収まる画像にする |
COVERカバー写真:仕様と「必ず最初に出るとは限らない」の意味
カバー写真の仕様は他の写真と同じです。重要なのは、公式ヘルプに「希望した写真が必ず最初に表示されるとは限りません」と明記されている点です。さらに、選択したカバー写真の画質が低い場合や、ビジネスのカバー写真としてあまりふさわしくないと判断される場合は、顧客が投稿した写真が代わりに選択されることがあるとも記載されています。
院側でできること
- ピントが合い、十分な明るさのある写真を選ぶ(公式ヘルプの品質の基準)
- 大幅な加工や過度のフィルタを避け、雰囲気をありのままに伝える画像にする
- 推奨解像度以上で、圧縮しすぎていない画像を使う
- 外観や入口など、院を表す写真を選び、抽象的なイメージ画像を避ける
これらを満たしても、Googleが別の写真を表示することはあり得ます。「カバーに設定したのに出ない」は、仕様上起こりうることで、設定ミスとは限りません。患者が投稿した写真が先頭に出ていて、それが院の実態と大きく違う(別の建物、古い外観など)場合は、公式手順で報告を検討します。手順は患者投稿写真の削除依頼で扱っています。
CHOOSEクリニックで何を選ぶか
看板・公式サイト・診察券で使っているロゴそのもの。ロゴがない院は、院名を読みやすい書体で正方形に配置した画像でも構いません。
避けるもの:診療科名や電話番号を詰め込んだ画像、写真をロゴとして使うこと
道路から見た外観、または看板が見える入口。患者が到着したときに「ここだ」と照合できる1枚です。
避けるもの:抽象的なイメージ画像、人物の顔のアップ、季節限定の装飾がある写真
ロゴがない院の考え方
ロゴを作っていない院は多く、無理に作る必要はありません。ただし、ロゴ枠が空だと、患者が院名で検索したときに印象が薄くなります。院名を正方形に配置した簡素な画像を用意し、公式サイトのヘッダーでも同じものを使えば、統一の要件は満たせます。ロゴを新しく作る場合は、看板・公式サイト・診察券・プロフィールを同時に更新する前提で進めます。
CONSISTENCY看板・公式サイト・他の地図との統一
Googleのガイドラインは、ビジネス名について実際の店舗やウェブサイトで一貫して使用している名称を求めています。ロゴも同じ考え方で、患者がどこで見ても同じ院だと判断できることが目的です。
| 場所 | ロゴ | 外観・入口の写真 |
|---|---|---|
| Googleビジネスプロフィール | ロゴ枠 | カバー写真 |
| 公式サイト | ヘッダー、ファビコン | トップページ、アクセスページ |
| 看板・診察券・封筒 | 同じロゴ | — |
| Apple・Yahoo!などの地図 | 同じロゴ(設定できる場合) | 同じ外観写真 |
| SNS・LINE公式アカウント | プロフィール画像に同じロゴ | — |
ロゴを変更する場合は、これらをすべて同時期に更新し、変更履歴に記録します。他の地図サービスの整え方はGoogle以外の地図にもクリニック情報を整える、表記の統一はNAP表記ゆれ監査で扱っています。
EDITING加工・フィルタ・AI生成画像の扱い
公式ヘルプの写真の品質に関する記載は、「ピントが合っていて十分な明るさのある写真を使用します。大幅な加工や過度のフィルタ使用は避けてください。雰囲気をありのままに伝える画像をお選びください」です。写真に関するヒントのページでも、大幅な加工や過度のフィルタ、AIの使用を避けるよう案内されています。
- 明るさ・傾きの補正
- 不要な部分の切り抜き(トリミング)
- 通行人の顔や車のナンバーのぼかし
- ロゴ画像の背景を白や透明にする
- 実際と違う色味や広さに見せるフィルタ
- 存在しない設備や内装を合成する
- AIで生成した「院内風」の画像を実景として使う
- 他院や素材サイトの写真を自院の外観として使う
AI生成画像をロゴのデザインに使うこと自体は、写真の実景性の問題とは別です。ただし、生成したロゴを看板や公式サイトでも使う前提で、権利関係(生成ツールの利用規約、商標との抵触)を確認してください。院内の実景をAIで生成して「写真」として載せることは避けます。医療機関では、実際の設備や環境と違う画像は、患者の受診判断を誤らせる点で医療広告の観点でも問題になり得ます。
5 STEPS設定から確認までの5ステップ
基本情報の5項目を確認する
名前、番地を含む住所、カテゴリ、電話番号、営業時間が入力されているかを確認します。ロゴ表示の前提です。
公式ヘルプの「ロゴ写真がない」の項ロゴ画像を正方形で用意する
看板と同じロゴを、正方形・推奨720×720ピクセル以上・JPGまたはPNG・5MB以内で書き出します。ロゴ全体が余白込みで収まる構図にします。
元データは院のフォルダに保管カバー写真を選ぶ
道路から見た外観か、看板が見える入口の写真を、昼の自然光で撮ったものから選びます。加工は明るさ・傾きの補正まで。
アクセスページと同じ写真でよい公式手順でアップロードする
「写真」から「ロゴを追加」「カバー写真を追加」を選びます。変更する場合は「ロゴを変更」「カバーを変更」です。
オーナー確認済みが前提公開画面で確認し、記録する
検索結果とマップで、ロゴが表示されているか、カバーに意図した写真が出ているかを確認します。表示まで最長24〜48時間ほどかかることがあります。変更履歴に追加日と内容を記録します。
カバーは別の写真が出ることもあるREPLACE差し替えのタイミング
- ロゴ:看板や公式サイトのロゴを変更したとき。法人化や院名変更でロゴが変わったとき
- カバー写真:改装、看板の変更、外壁の塗り替え、隣接店舗の入れ替わりで外観が変わったとき
- 両方:年1回の総点検で、現在の看板・外観と一致しているかを確認したとき
差し替えたら、古い画像は「旧」フォルダに移し、変更履歴に記録します。院名変更時のプロフィール全体の扱いは医院名のキーワード追加がNGになる境界も参考にしてください。
季節の装飾や期間限定の掲示が写った外観をカバーにしないでください。
年末の飾り付けや、キャンペーンの掲示が写ったままの写真は、時期が過ぎると実態とずれます。カバー写真は、年間を通じて変わらない外観を選びます。
COMMON MISTAKESよくある失敗6つ
原因の多くは基本情報の入力漏れです。名前・番地・カテゴリ・電話・営業時間を先に確認します。
左右が切れて表示されます。正方形で余白込みに収めます。
公式ヘルプに「必ず最初に表示されるとは限らない」と明記があります。画質と内容を整えたうえで、仕様として受け入れます。
患者が到着時に照合できません。外観か入口にします。
実態と違う画像は患者の判断を誤らせます。実景の写真だけを使います。
看板・公式サイト・診察券と違うロゴになります。同時期にすべて更新します。
関連ページも同時に確認
FAQよくある質問
ロゴをアップロードしたのに表示されません。画像に問題がありますか?
カバー写真に外観を設定したのに、患者が撮った写真が先頭に出ます。
ロゴがありません。文字だけの画像でもよいですか?
AIで作ったロゴを使ってもよいですか?
ロゴやカバー写真を設定すると、Googleマップの順位は上がりますか?
カバー写真は季節ごとに変えたほうがよいですか?
ロゴを新しくしました。プロフィールだけ先に変えてもよいですか?
SUMMARYまとめ|基本情報を埋め、看板と同じロゴを、外観をカバーに
今日から進めるならこの順番
ロゴとカバー写真は、患者が院名で検索したときの「第一印象」であると同時に、到着時の「照合材料」です。基本情報を埋め、看板と同じロゴを、変わらない外観をカバーに。この3点ができていれば、患者はどこで見ても同じ院だと迷いません。写真全体の考え方はクリニックMEO完全ガイドにまとめています。
ロゴ・カバー・外観が「同じ院」として揃っているか確認します
プロフィールの写真、看板、公式サイト、他の地図の表示を照合し、患者が迷う要素と差し替えの優先順位をお渡しします。
無料MEO診断の案内を見る →- Google ビジネス プロフィール ヘルプ「ビジネス プロフィールの写真と動画を管理する」(2026年9月16日確認)
- Google ビジネス プロフィール ヘルプ「ビジネス プロフィールに表示するビジネス固有の写真に関するヒント」(2026年9月16日確認)
- Google ビジネス プロフィール ヘルプ「Google に掲載するビジネス情報のガイドライン」(2026年9月16日確認)
- Google マップ「禁止または制限されているコンテンツ」(2026年9月16日確認)
- Google ビジネス プロフィール ヘルプ「Google のローカル検索結果のランキングを改善するヒント」(2026年9月16日確認)
本記事は一般的な運用情報であり、Googleによる表示や審査結果を保証するものではありません。
対象:日本国内のクリニックにおける一般的なGoogleビジネスプロフィール運用。写真の仕様は確認日時点の公式ヘルプに基づき、個別の審査結果・検索順位・医療上の判断を保証するものではありません。

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