MENU

クリニックのGoogleビジネスプロフィール名|キーワード追加がNGになる境界と直し方

クリニック名の登録ルールを解説するクリニック集客研究所の記事アイキャッチ
クリニック集客研究所|BUSINESS NAME

クリニック名の登録ルール

Googleビジネスプロフィールの名前は、検索対策用のキーワード欄ではありません。院内外の看板、公式サイト、印刷物などで実際に一貫使用している名称を登録するのが原則です。地域名・駅名・診療内容を後付けすると、編集拒否や停止につながる可能性があります。

境界がわかる追加してよい名称を判断
すぐ直せる安全な修正手順を確認
停止を防ぐ変更前後の注意点まで整理
?「駅前」「皮膚科」などを医院名へ追加してよい?
?法人名と屋号のどちらを登録する?
?名称変更後に何をそろえて確認する?
✓先に確認する4つの要点
  • 院外看板・公式サイト・診察券などで一貫使用する実名を基準にする
  • 住所、営業時間、電話、URL、診療内容は専用項目へ分ける
  • 検索されたい語を後付けしない
  • 変更前後の証拠と日時を残す
  • 優良性を示す語は医療広告規制の面でも使わない
FREE CHECK

自院のGoogleマップ情報をまとめて確認

基本情報・口コミ・予約導線・公式サイトとの不一致を、優先順位付きで整理します。

無料MEO診断を見る  →

最終確認日:2026年8月27日。Googleビジネスプロフィールの画面・機能・ポリシーは更新されることがあります。操作時は実際の管理画面とGoogle公式ヘルプも確認してください。

目次

BASIC名前欄で判断する基準は「現実世界での一貫性」

Googleは、店舗・ウェブサイト・ビジネスレターなどで一貫して使用し、顧客に認知されている実際の名称を使うよう案内しています。所在地、営業時間、カテゴリなどは別項目に入力します。

クリニックの場合は、法人登記名だけで機械的に決めるのではなく、患者が看板や公式サイトで認識する医院名を照合します。法人名を普段表示せず、屋号で一貫して案内しているなら、その実態を確認して判断します。

名称に不要な情報を入れるとプロフィールが停止される場合があると公式ガイドラインに明記されています。順位目的の追記は、短期的な見え方よりもアカウントの継続性を損なうリスクがあります。

「実名」は記憶ではなく、外部から確認できるもので決める

実務で詰まるのは、院内で「うちの正式名はこうだったはず」という認識が分かれるケースです。このときは議論を続けず、患者が実際に目にする媒体を並べて、多数派を探す方が早く決まります。院外看板、入口の表示、公式サイトのヘッダー、診察券、領収書、院内掲示の6つを同じ日に確認し、最も多く使われている表記を基準にします。

この方法の利点は、判断の根拠がそのまま証拠になることです。後でオーナー確認や問い合わせが必要になったとき、同じ資料がそのまま使えます。逆に、派が分かれている場合はプロフィールを直す前に外部の表記を揃えるのが先です。プロフィールだけを先に直しても、看板とサイトがばらばらのままなら同じ問題が再発します。

この記事で断定しないこと

順位上昇、審査通過、口コミ増加などの結果は保証しません。確認済みの公式仕様と、クリニック運用上の安全な判断手順を分けて説明しています。

DOUBLE CHECKクリニックの名前欄は「Googleの規約」だけでは決まらない

一般の店舗と違い、日本の医療機関はGoogleビジネスプロフィールのポリシーと、医療法にもとづく広告規制の両方を同時に満たす必要があります。名前欄で迷ったときは、この二つを分けて確認すると判断がぶれません。多くのMEO記事はGoogle側の規約だけを扱いますが、医院名の可否は医療広告のルールにも触れます。

なぜプロフィールが「広告」に当たり得るのか

厚生労働省の医療広告等ガイドラインは、広告に該当する条件として「患者の受診等を誘引する意図があること(誘引性)」「医業又は歯科医業を提供する者の氏名若しくは名称が特定可能であること(特定性)」「医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する内容であること」の3点を示しています。あわせて、規制の対象にはEメールやインターネット上の広告等も含まれるとされています。

事実として、Googleビジネスプロフィールは医院名が特定でき、電話や予約へつながる導線を持つ情報です。上の3要件に照らせば、広告に該当し得る性質を備えています。ただし、個別の掲載が規制対象に当たるかどうかの最終判断は所管の保健所・自治体の解釈によります。迷う表記は公開前に所管窓口へ確認するのが安全です。

この記事の立場

本記事はMEO運用の範囲で整理したものです。特定の名称が医療広告規制に適合するかの法的判断、標榜できる診療科名の範囲、行政手続きの要否については、所管保健所・自治体または専門家へご確認ください。

二つのルールを並べて確認する

名前欄に入れたくなる語を、Googleのポリシーと医療広告規制の両面から確認する
名前欄に入れたい語 Googleのポリシー上の扱い 医療広告規制での論点 実務の判断
「駅前」「〇〇駅」などの地名・駅名 実名の一部でなければ所在地情報の表示に当たり、名前欄には入れられない 名称・所在の場所はいずれも広告可能事項。別項目として表示できる 看板とサイトで一貫使用していれば名称候補。後付けなら実名へ戻す
「内科」「皮膚科」などの診療科名 実名の一部でなければサービスまたは商品の情報に当たる 標榜できる診療科名の範囲は法令の定めによる(本記事の対象外) カテゴリとサービス欄へ分ける。標榜科の可否は所管保健所で確認
「地域No.1」「最高」「日本一」 マーケティングタグラインに当たり、名前欄には入れられない 比較優良広告として禁止。「日本一」「No.1」「最高」等は客観的事実であっても不可とされる 二重に不可。名前欄だけでなく説明文や投稿でも使わない
「24時間受付」「土日診療」など時間の情報 営業時間の情報は名前欄に含められない 実態と異なれば誇大広告の論点になり得る 営業時間欄と特別営業時間へ登録し、実態と一致させる
電話番号・ウェブサイトのURL 電話番号またはウェブサイトのURLは名前欄に含められない 名称・電話番号・所在の場所は、それぞれ広告可能事項として表示できる 各専用項目へ入力する。名前欄へまとめない
患者の感想を思わせる語 マーケティングタグラインに当たる 患者その他の者の主観又は伝聞に基づく体験談は禁止 名前欄にも説明文にも使わない。口コミ欄と混同しない

名称そのものは広告可能事項に含まれる

同ガイドラインでは、広告可能な事項として「病院又は診療所の名称、電話番号及び所在の場所を表示する事項並びに病院又は診療所の管理者の氏名」が挙げられています。さらに名称については「正式な名称だけではなく、当該医療機関であることが認識可能な略称や英語名についても、可能」と記載されています。

つまり、実際に使っている略称や英語表記をプロフィール名に用いること自体が否定されているわけではありません。問題になるのは、実名でも略称でもない語——順位目的で足したキーワードや、優良性をうたう修飾——を名前欄へ持ち込むケースです。「短くする」「英語で書く」ことと、「語を足す」ことは別の操作だと切り分けてください。

!

説明文・投稿・写真のキャプションも同じ規制の範囲に入り得ます。
名前欄だけを直しても、説明文や投稿に比較優良表現が残っていれば同じ論点が残ります。名称の見直しに合わせて、公開中のテキスト全体を同じ基準で確認してください。

DECISION TABLE状況別の判断表

医院名の状況別・判断の目安と確認すべき点
状況 判断 確認点
院外看板にも「〇〇駅前クリニック」と表示 公式サイト・診察券でも同じ 名称候補になり得る。表記を証拠で確認
実名は「〇〇クリニック」 名前欄だけ「駅前 内科 〇〇クリニック」 後付けキーワード。削除して実名へ戻す
法人名と医院名が異なる 患者向けには医院名で統一 公開上の実名を優先し、法人名は会社情報で説明
移転せず医院名だけ大幅変更 業種や固有名詞も変わる 新規ビジネス扱いの可能性を公式基準で確認
分院を開設し、院名の末尾に地名が入る 看板・サイト・診察券でも同じ表記 実名として一貫していれば名称候補。拠点ごとに別プロフィール
院名に「専門」「No.1」等の語を入れたい 実名の一部であっても要確認 Googleのタグライン規定と医療広告規制の両面で確認する
英語表記・略称でも案内している 患者が当院と認識できる表記 略称・英語名も広告可能事項に含まれる。実使用の証拠を保存

判断に迷うときは、検索対策として有利そうかではなく、患者に表示しても実態との矛盾がなく、第三者へ説明できるかを基準にしてください。

5 STEPS初心者でも進められる実務の5ステップ

1

現在表示されている名称を保存

検索結果、管理画面、院外看板、入口表示を同じ日に画面・写真で記録します。何を修正したか後から追える状態にします。

記録:名称・撮影日・担当者

2

患者が接する表記を棚卸し

公式サイトのヘッダーとフッター、予約画面、診察券、領収書、院内掲示を確認し、実際に一貫している名称を特定します。

優先:継続使用している公開名称

3

不要な語を専用項目へ分ける

駅名は住所やアクセス、診療科はカテゴリやサービス、営業時間は営業時間欄へ移します。名前へ詰め込まないことが基本です。

分離:名称/住所/カテゴリ/説明

4

一度に名称だけを修正

住所・カテゴリなど複数項目を同時に大きく変えず、名称を保存します。再確認が出た場合に原因を切り分けやすくします。

操作:プロフィールを編集 → ビジネス名

5

公開表示と整合を再確認

反映後の検索・マップ表示を確認し、公式サイトや看板と差がないか再点検します。審査中は繰り返し編集せず、表示と通知を記録します。

確認:反映・審査・通知

NAMING UNITS法人名・分院名・医師名をどこに置くか

名前欄の相談で多いのは「キーワードを入れてよいか」ではなく、医療法人名、医院名、分院名、医師個人名という四つの名前をどこに割り当てるかです。ここを整理しないまま名称を触ると、重複プロフィールや拠点間の表記ゆれを生みやすくなります。

四つの名前を、プロフィールのどの項目へ割り当てるか
名前の種類 主な登録先 名前欄への扱い 確認するもの
医療法人名(医療法人〇〇会) 公式サイトの運営者情報・法人概要ページ 患者向けに常時表示していなければ、名前欄に無理に入れない 看板・診察券に法人名が出ているか
医院名(〇〇クリニック) プロフィールの名前欄 これが原則。看板・サイトで一貫する実名を使う 入口表示とサイトヘッダーの一致
分院名(〇〇クリニック△△院) 拠点ごとに別のプロフィール 実際に一貫使用している分院名なら名前欄に含められる 拠点ごとの住所・電話・看板表記
医師個人名 医院プロフィールのスタッフ紹介・公式サイト 医院プロフィールの名前欄には混ぜない 個人プロフィールを別てる場合の要件

分院を出すときに先に決めること

分院開設時は、プロフィールを作る前に命名規則を一度だけ決めておくと、後からの修正が減ります。具体的には、拠点を表す語を院名の後ろに置くのか前に置くのか、「院」「分院」「〇〇店」のどの語を使うのか、英語表記を併記するのか、の3点です。これは実務上の提案であり、Googleが形式を指定しているわけではありません。重要なのは、決めた形式を看板・サイト・診察券のすべてで揃えることです。

既に同じ拠点に複数のプロフィールができている場合は、名称を直す前に重複の整理を先に検討します。名称だけを合わせると、どちらが正規のプロフィールか区別しにくくなります。手順は重複プロフィールの削除・統合・移転対応で整理しています。

医師個人のプロフィールを別に立てるべきか

医師個人のプロフィールを別に作るかどうかは、「作れるか」ではなく「維持できるか」で判断してください。個人プロフィールを作ると、口コミも写真も問い合わせも二つに分かれ、退職・異動時の引き継ぎも必要になります。常勤医が院長一名のクリニックでは、医院プロフィールに一本化し、院長プロフィールは公式サイト内の紹介ページで扱う方が管理が簡単です。詳しい判断基準は医師個人のプロフィールと本体の分け方で解説しています。

ONE PROFILE医院に一本化する

院長一名体制や、医師の交代がある体制に向きます。口コミと写真が分散せず、担当者の維持工数も少なく済みます。

SEPARATE個人を別に立てる

公式要件を満たす場合に限ります。作る場合は、氏名と肩書きの形式、住所と電話の扱い、退職時の削除・移譲手順を先に決めます。

OK / NG実務で迷いやすい境界

✓ 基本に沿う運用
  • 看板と公式サイトで確認できる実名
  • 支店名を実際に一貫使用している場合の表記
  • 医師個人プロフィールでは公式要件に合う氏名・肩書き
× 避ける運用
  • 診療科・地域名・駅名の後付け
  • 電話番号・URL・営業時間の挿入
  • 「地域No.1」などの宣伝文句
  • 同じ名称のプロフィールを同一拠点に重複作成

判断が分かれやすい5つの境界ケース

現場で実際に迷うのは、明らかなNGではなく「実名とも後付けとも取れる」ケースです。以下は判断のすじですが、いずれも最後は「外部の表記で裏付けられるか」に戻ります。

実名か後付けか判断に迷うケースと、確認のしかた
迷いやすいケース 確認のしかた 実名と言える目安
院名に「〇〇内科クリニック」と診療科が含まれる 開院時から看板・サイト・診察券に同じ表記があるか 開院当初から一貫していれば実名
最近にサイトだけ名称を長くした 変更日と、看板・印刷物を変えたか サイトだけなら後付けの可能性が高い
旧院名と新院名を併記している 併記をいつまで続けるか決めているか 移行期間の期限を決めておく
ビル名やモール名を院名に入れている 患者への案内で常にセットで使っているか 入口表示もセットなら名称候補
法人名を頭に付けている 看板や受付で法人名を名乗っているか 患者向けに使っていなければ外す

この表は判断を早くするための実務上の目安であり、Googleが公式に示している基準ではありません。判断がつかないケースは、無理に結論を出さず現状を維持し、先に外部の表記を揃えるのが安全です。

!

医療機関では、一般店舗以上に患者情報の扱いへ注意が必要です。
公開画面へ受診事実・症状・治療内容・氏名などを追加しないことを、作業者全員の共通ルールにしてください。

SCOPE OF CHANGE変更の「大きさ」で手順と準備物が変わる

同じ「名称の変更」でも、表記ゆれを揃えるだけの修正と、医院名そのものが入れ替わる改称では、準備すべきものが違います。作業前に自院のケースがどの段階に当たるかを決めてから着手してください。

Googleが公式に示している2つの事実

一つ目は、変更の幅によっては編集が通らない場合があることです。Googleのポリシー概要には「ビジネス名やカテゴリの大幅な変更などはGoogleによって拒否されることがあります」と記載があり、ビジネスの概要や性質が大幅に変わるような編集についても注意が示されています。

二つ目は、名称変更がオーナー確認に連動し得ることです。プロフィールの編集ヘルプには「オーナー確認後にお店やサービスの名前を変更した場合、ビジネスのオーナー確認が再度必要になる場合があります」と明記されています。つまり、名称を直した結果として再確認を求められるのは、异常ではなく想定内の挙動です。慌てて元に戻す前に、確認に必要な資料が手元にあるかを確かめます。

変更の規模別に、想定される追加手続きと事前に揃えるもの
変更の種類 例 想定されること 事前に揃えるもの
表記ゆれの統一 全角・半角やスペースだけを揃える 通常は大きな手続きなしで反映 看板とサイトの表記画像
後付けキーワードの削除 「駅前 内科 〇〇クリニック」→「〇〇クリニック」 オーナー確認の再実施を求められる場合がある 実名を示す看板・診察券・サイト
承継・改称による実質的な別名化 「〇〇内科」→「△△メディカルクリニック」 大幅な変更として拒否される場合がある 新旧名称の対照、改称日、公開告知の痕跡
移転と同時の改称 名称と住所を同時に変更 原因の切り分けが困難になる 移転手順を別工程として用意

上2つは名前欄だけを触れば済むケースです。下2つは、名前以外の項目や公開情報とセットで考える必要があります。特に移転を伴う場合は、移転時の住所変更と旧情報の整理を先に確認し、変更の順番を決めてから着手してください。

!

ここから先は実務上の提案です。
改称を伴う場合は、公式サイト・看板・診察券など外部から確認できる表記を先に新名称へ切り替え、その後にプロフィールを直す順序が安全です。プロフィールだけが先に新名称になると、外部の情報と一致しない状態が生じます。なお、行政への届出などの手続きの要否と時期は自治体によります。所管保健所の案内を必ず確認してください。

TROUBLESHOOT編集が反映されない・知らない間に変わっていた

名前欄のトラブルは見た目が似ていても、原因は大きく3つに分かれます。どれに当たるかを先に判別してから手を動かしてください。判別しないまま再編集を繰り返すと、どの操作が何に影響したのか追えなくなります。

1

自分の編集が公開されていない

保存はできたが公開画面に反映されないケースです。管理画面のステータス表示と通知を確認します。変更幅が大きい場合、拒否されることがあると公式に示されています。

確認:ステータス・通知・変更幅

2

自院で触っていないのに名称が違う

第三者による情報の提案や、過去の担当者・代行会社による編集の可能性を分けて確認します。まず現在のオーナー・管理者一覧を見ます。

確認:権限保有者の一覧

3

プロフィール自体が停止している

名称だけの問題ではなく、ポリシー違反によるアクセス制限の可能性があります。名称を何度も書き換えるのではなく、停止理由の確認を優先します。

確認:停止通知と違反箰所

4

記録を揃えてから次の手を打つ

現在の公開画面、管理画面、通知文を保存し、直前の変更内容と並べます。この一組が揃っていないと、問い合わせも復旧手続きも進められません。

確認:画面・日時・直前の操作

✓ この順で進める
  • 現状の画面と通知を先に保存する
  • 権限保有者を確認してから原因を絞る
  • 停止の有無を先に判別する
  • 修正は1項目ずつ、間を置いて行う
× 避ける対応
  • 反映されないからと何度も保存し直す
  • 名称と住所とカテゴリを同時に変える
  • 新しいプロフィールを作って回避する
  • 原因不明のまま役所や業者に丸投げする

第三者がプロフィールを管理している可能性がある場合は、名称を直す前に権限の整理が必要です。手順はオーナー権限をリクエストする手順と管理者の追加と退職時の外し方で解説しています。

COMMON MISTAKESよくある失敗と直し方

01競合名を見て真似する

他院が表示されていることは適法性の証明ではありません。自院の実態と公式基準で判断します。

02登記名だけで決める

患者向けに一貫使用する名称との関係を確認せず変更すると、看板やサイトと不一致になります。

03複数項目を同時変更

審査や表示変化の原因が分からなくなります。変更単位を小さくし記録します。

04反映待ち中に再編集

審査中の連続操作は状況を複雑にします。現在のステータスと通知を先に確認します。

05看板の表現をそのまま持ち込む

看板に優良性をうたう語がある場合、「実名だから良い」とは限りません。看板側の表現も含めて見直しの対象になり得ます。

06名前欄で診療内容を訴求しようとする

診療内容にはカテゴリ、サービス、説明文という本来の欄があります。名前欄へ足しても、各項目の整備を代替できません。

PROFILE REVIEW

設定変更の前に、現状を第三者視点で整理

複数項目を同時に変更せず、どこから直すべきかを明確にします。

無料診断の内容を確認  →

CHECKLIST作業前後のチェックリスト

作業前に確認

  • 院外看板の表記を撮影
  • 公式サイトの名称を確認
  • 診察券・領収書等を確認
  • 現在の管理画面を保存
  • 変更理由を一文で記録

作業後に確認

  • 検索・マップの表示確認
  • 再確認要求の有無を確認
  • 公式サイトとの一致確認
  • 電話・予約リンクを動作確認
  • 変更日時と結果を記録

修正後、何を見て「落ち着いた」と判断するか

名称を直した直後は、表示が安定するまでに時間差が生じます。ここで順位を毎日見て一嗎一憂すると、判断を誤りやすくなります。確認する項目とタイミングを先に決めておき、それ以外は見ないと決めるのが実務的です。

名称修正後に確認する項目と、見るタイミングの目安
確認すること 見るタイミング 問題があるときのサイン
管理画面のステータスと通知 保存直後と翌営業日 審査中の表示が続く、再確認の案内が出る
検索とマップでの医院名表示 反映後に1回、数日後に1回 旧名称のまま、または意図しない表記になっている
電話・経路・予約リンクの動作 反映後に1回 リンク先が変わっている、番号が違う
公式サイト・看板との一致 反映後に1回 どちらか一方だけ新名称になっている
検索語や電話・経路の推移 月単位で前月と比べる 大きな変化が続く場合は他の要因も確認

最後の行については、数字の上下を名称変更だけの結果として読まないことが大事です。季節、休診、近隣の開院、検索側の変更など、同時に動いている要素があります。指標の読み方はパフォーマンスの見方で整理しています。

担当者が交代しても同じ判断ができるようにする

名前欄のトラブルは、担当者の交代や外部業者への委託をきっかけに再発しがちです。前任が実名へ戻したのに、新任が良かれと思って地名を足す、ということが起きます。院内で共有しておくべきなのは手順書ではなく、「名前欄には外部で確認できる実名以外を入れない」という一行の原則と、その根拠となる公式資料の場所です。

外部業者に運用を任せる場合も、名称の変更を事前承認制にするかどうかを契約時に決めておくと、後からの差し戻しが減ります。権限を渡す範囲と、契約終了時に権限を外す手順もあわせて確認してください。

変更履歴は「前・後・根拠」を一組で残す

クリニック名の登録ルールを担当者の記憶だけで運用すると、数週間後に「誰が、なぜ、何を変えたか」が追えなくなります。作業日、担当者、変更前の表示、変更後の値、判断に使った公式情報、院内確認者、公開画面のURLまたはスクリーンショットを一組で保存してください。審査や表示不具合が起きたとき、元の状態へ戻すためではなく、原因を一つずつ切り分けるための記録です。

CHANGE LOG操作の記録

変更前後の値、操作日時、担当者、根拠、確認画面を残します。複数項目を変更した場合は項目ごとに行を分けます。

RESULT LOG結果の記録

反映状態、エラーや通知、患者側での見え方、問い合わせ・予約などの行動を同じ条件で確認します。順位だけで完了判定しません。

トラブル時に作業を止める条件

保存後に再確認要求、停止、第三者による編集、住所や電話の意図しない変更、別院へのリンク、患者情報の露出などを見つけた場合は、追加編集をいったん止めます。現在の画面と通知を保存し、直前の変更と公式ガイドラインを照合してください。焦って複数箇所を連続修正すると、どの操作が審査や表示変化に関係したか分からなくなります。

関連ページも同時に確認

FAQよくある質問

医院名に地域名が入っている場合は必ず削除ですか?
実際の正式な医院名として看板や公式サイト等で一貫使用している地域名まで、一律に削除するという意味ではありません。後から検索目的で追加した語か、現実世界の名称かを証拠で判断します。
診療科名を名前に入れてはいけませんか?
正式名称の一部として一貫使用している場合と、プロフィールだけに追加した場合は分けて考えます。後者はカテゴリやサービス欄へ分けます。
名前を直すと口コミは消えますか?
名称を適切に編集しただけで口コミが必ず消えるとは限りません。ただし大幅な名称・業種変更は別のビジネスと判断される可能性があるため、公式基準を確認します。
修正後に停止されたら、また名前を変えればよいですか?
連続編集せず、停止理由とガイドライン違反の有無を確認します。必要な証拠をそろえ、公式の復旧手順を使います。
看板に「地域No.1」と書いてあれば名前欄に入れてよいですか?
推奨できません。Googleのガイドラインではマーケティングタグラインを名前欄に含められません。さらに医療広告等ガイドラインでは、「日本一」「No.1」「最高」等の表現は客観的事実であっても比較優良広告として禁止されています。看板側の表現も含めて、所管保健所へ確認しながら見直してください。
英語表記や略称を名前欄に使っても良いですか?
医療広告等ガイドラインは、名称について「正式な名称だけではなく、当該医療機関であることが認識可能な略称や英語名についても、可能」としています。ただし実際に使っていることが前提です。看板やサイトでの使用実態を証拠として保存しておいてください。
名前を直したらオーナー確認を求められました。失敗ですか?
失敗とは限りません。公式ヘルプに「オーナー確認後にお店やサービスの名前を変更した場合、ビジネスのオーナー確認が再度必要になる場合があります」と明記されています。名称を元に戻すのではなく、確認に必要な資料を揃えて手順を進めてください。
競合院が名前欄にキーワードを入れています。報告すべきですか?
他院が表示されていることは、その表記がガイドラインに適合している証明にはなりません。情報の修正を提案する仕組みはありますが、反映の可否や時期はGoogleの判断によります。他院の状態を基準に自院の表記を決めないことを優先してください。
名前欄を整えると検索順位は上がりますか?
上がるとは約束できません。名称はプロフィールを構成する情報の一つであり、表示は複数の要素と検索ごとの状況で変わります。考え方は関連性・距離・知名度の整理をご覧ください。名前欄の整備は順位対策ではなく、表示を維持するための土台として扱ってください。

SUMMARYまとめ|事実・患者目線・記録の3点で運用

この記事のポイント
POINT 01名前は現実世界の実名を使う
POINT 02検索語は専用項目へ分ける
POINT 03変更前後を証拠付きで記録する
POINT 04Googleの規約と医療広告規制を両方見る

今日から進めるならこの順番

1. 揃える

看板・サイト・診察券・領収書・院内掲示・入口表示を同じ日に撮影し、実名を確定させます。

2. 分ける

地名・診療科・時間・電話・URLを、それぞれの専用項目へ移します。

3. 直す

名称だけを保存し、再確認を求められた場合に備えて資料を手元に置きます。

4. 見直す

説明文・投稿・写真のキャプションに比較優良表現が残っていないか確認します。

設定を変えること自体を目的にせず、患者が正しい情報を見て迷わず行動できる状態をゴールにします。変更内容と確認日を残し、短期の変動だけで効果を断定しないでください。

CLINIC MEO DIAGNOSIS

プロフィール全体の不一致をまとめて確認しませんか?

基本情報、口コミ、写真、予約導線、公式サイトを横断し、優先順位を整理します。

無料MEO診断の案内を見る  →

確認した一次情報・公式情報
執筆・編集:クリニック集客研究所(MOCHI ha MOCHIYA)
本記事は一般的な運用情報であり、Googleによる表示や審査結果を保証するものではありません。
対象:日本国内のクリニックにおける一般的なGoogleビジネスプロフィール運用。個別の審査結果・検索順位・医療上の判断、および医療広告規制への適合性の法的判断を保証するものではありません。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

クリニック集客研究所(運営:MOCHI ha MOCHIYA)の編集部です。GoogleビジネスプロフィールおよびGoogle検索の公式情報と、医療広告ガイドライン等の一次資料を照合し、クリニックのMEO運用手順を検証して掲載しています。

目次