クリニックの住所は、郵送先ではなく患者が実際に来院する所在地を正確に登録します。ビル名・階数・部屋番号を必要に応じて補い、地図ピンが建物の入口付近を示すかを患者側画面で確認します。住所欄へ駅名、診療科、URLなどを追記してはいけません。
- 実際に患者が訪れる所在地を登録
- ビル名・階数・部屋番号で特定性を補う
- 住所欄へキーワードやURLを入れない
- 地図ピンと入口写真をセットで確認
最終確認日:2026年8月26日。Googleビジネスプロフィールの画面・機能・ポリシーは更新されることがあります。操作時は実際の管理画面とGoogle公式ヘルプも確認してください。
BASIC住所の役割は「検索対策」ではなく「安全に到着できること」
Google公式は、所在地を詳細かつ正確に記載し、部屋番号、階数、建物番号を含めてもよいと案内しています。正式住所だけで正確に特定できない場合に、必要な補足を使います。
住所欄へ実際の住所以外のURLやキーワードを含めることはできません。また、住所をGoogleへ掲載する場合、その住所にビジネス名の常設掲示が必要とされています。
番地がない、またはシステムで正確に認識されない場合は、地図上のピンで所在地を直接指定できます。ピンの位置だけでなく、外観・入口写真と公式サイトのアクセス説明もそろえます。
順位上昇、審査通過、口コミ増加などの結果は保証しません。確認済みの公式仕様と、クリニック運用上の安全な判断手順を分けて説明しています。
DECISION TABLE状況別の判断表
| 状況 | 判断 | 確認点 |
|---|---|---|
| 路面の単独院 | 正式住所+建物名 | 道路側入口にピンが合うか |
| 医療モール・テナント | 正式住所+ビル名+階数・区画 | 館内入口とエレベーター案内 |
| 同一住所に複数施設 | 各施設の固有名・区画を明確化 | 重複プロフィールを作らない |
| ピンが裏口・別棟 | 地図上で正しい位置へ調整 | 公開後に経路案内を実機確認 |
判断に迷うときは、検索対策として有利そうかではなく、患者に表示しても実態との矛盾がなく、第三者へ説明できるかを基準にしてください。
5 STEPS初心者でも進められる実務の5ステップ
公的・契約上の住所を確認
賃貸借契約、公共料金、公式サイト、院内掲示を確認し、表記ゆれを一覧にします。個人情報を含む書類は公開しません。
確認:郵便番号/番地/建物名
患者向け表記を統一
公式サイト、予約確認メール、診察券、Googleプロフィールで、ビル名・階数・部屋番号を同じ順序にそろえます。
統一:全角半角より意味の一致
住所欄から不要情報を除外
駅名、診療科、電話、URL、キャッチコピーを住所欄へ足さず、アクセス説明や別項目へ移します。
住所欄:所在地情報のみ
地図ピンを入口基準で調整
建物中央ではなく、患者が実際に使う入口との位置関係を確認します。立体駐車場や別棟がある場合は現地からルートを試します。
確認:徒歩/車/公共交通
第三者端末で経路を検証
ログインしていないスマホで医院を検索し、経路、外観、入口、階数が迷わずつながるか確認します。
検証:初回来院者の視点
OK / NG実務で迷いやすい境界
- 正式な所在地を正確に入力
- 必要なビル名・階数を追加
- 常設看板を確認
- 入口とルートを実機検証
- 住所欄へ駅名・診療科を追加
- 私書箱・実体のない住所
- 同一拠点の重複プロフィール
- 移転前住所の放置
医療機関では、一般店舗以上に患者情報の扱いへ注意が必要です。
公開画面へ受診事実・症状・治療内容・氏名などを追加しないことを、作業者全員の共通ルールにしてください。
COMMON MISTAKESよくある失敗と直し方
患者が入口へ到達できる情報になっているかが重要です。
大型施設では入口や棟が違い、経路案内が誤ることがあります。
患者の不安だけでなく、情報の整合確認も難しくなります。
重複・閉業・口コミ移行を含む移転手順を先に設計します。
CHECKLIST作業前後のチェックリスト
作業前に確認
- 正式住所を確認
- ビル名・階数を確認
- 常設看板を確認
- 既存重複を検索
- 現状ピンを保存
作業後に確認
- 患者側住所を確認
- 徒歩・車経路を確認
- 入口写真と照合
- サイト・診察券を照合
- 変更日時を記録
変更履歴は「前・後・根拠」を一組で残す
住所・地図ピンの設定を担当者の記憶だけで運用すると、数週間後に「誰が、なぜ、何を変えたか」が追えなくなります。作業日、担当者、変更前の表示、変更後の値、判断に使った公式情報、院内確認者、公開画面のURLまたはスクリーンショットを一組で保存してください。審査や表示不具合が起きたとき、元の状態へ戻すためではなく、原因を一つずつ切り分けるための記録です。
変更前後の値、操作日時、担当者、根拠、確認画面を残します。複数項目を変更した場合は項目ごとに行を分けます。
反映状態、エラーや通知、患者側での見え方、問い合わせ・予約などの行動を同じ条件で確認します。順位だけで完了判定しません。
トラブル時に作業を止める条件
保存後に再確認要求、停止、第三者による編集、住所や電話の意図しない変更、別院へのリンク、患者情報の露出などを見つけた場合は、追加編集をいったん止めます。現在の画面と通知を保存し、直前の変更と公式ガイドラインを照合してください。焦って複数箇所を連続修正すると、どの操作が審査や表示変化に関係したか分からなくなります。
関連ページも同時に確認
FAQよくある質問
ビル名や階数は必須ですか?
最寄り駅名を住所欄に入れられますか?
同じ医療モール内の医院と住所が同じです
地図ピンだけ直せばよいですか?
SUMMARYまとめ|事実・患者目線・記録の3点で運用
設定を変えること自体を目的にせず、患者が正しい情報を見て迷わず行動できる状態をゴールにします。変更内容と確認日を残し、短期の変動だけで効果を断定しないでください。
プロフィール全体の不一致をまとめて確認しませんか?
基本情報、口コミ、写真、予約導線、公式サイトを横断し、優先順位を整理します。
- Google ビジネス プロフィール ヘルプ「Manage your business address」(2026年8月26日確認)
- Google ビジネス プロフィール ヘルプ「Google に掲載するビジネス情報のガイドライン」(2026年8月26日確認)
- Google ビジネス プロフィール ヘルプ「ビジネス プロフィールを編集する」(2026年8月26日確認)
対象:日本国内のクリニックにおける一般的なGoogleビジネスプロフィール運用。個別の審査結果・検索順位・医療上の判断を保証するものではありません。
