クリニックのGoogleマップ写真は、きれいさだけでなく「迷わず到着できる」「院内の雰囲気が分かる」「プライバシー上安全」の3点で選びます。まず外観・入口・受付・待合をそろえ、患者や書類、モニター画面など個人情報が写っていないことを公開前に確認します。
- 外観・入口を最優先
- 患者動線が分かる順番で整える
- 個人情報・顔・書類・画面を公開前確認
- 大幅な加工より現況が伝わる写真
最終確認日:2026年8月25日。Googleビジネスプロフィールの画面・機能・ポリシーは更新されることがあります。操作時は実際の管理画面とGoogle公式ヘルプも確認してください。
BASIC写真の目的を「来院前の不安解消」に置く
Google公式は、外観、商品、サービスの写真や動画を追加でき、外観写真は来店するユーザーが店舗を見つけやすくなると案内しています。クリニックでも、まず建物・入口・フロア位置を特定できる写真が実用的です。
院内写真は、受付から待合までの雰囲気やバリアフリー上の確認材料になります。ただし、患者の顔、氏名、診察券、予約表、電子カルテ画面、処方関連書類などが写ると、公開後の回収が困難です。
Googleマップのコンテンツポリシーは、本人同意のない個人情報や医療情報を含む個人を特定できる情報の投稿を禁じています。撮影時だけでなく、拡大して背景まで確認します。
順位上昇、審査通過、口コミ増加などの結果は保証しません。確認済みの公式仕様と、クリニック運用上の安全な判断手順を分けて説明しています。
DECISION TABLE状況別の判断表
| 状況 | 判断 | 確認点 |
|---|---|---|
| 外観・看板 | 到着と本人確認 | 昼・夜、道路側からの見え方 |
| 入口・エレベーター | 迷い防止 | ビル階数、段差、入口位置 |
| 受付・待合 | 院内の安心材料 | 患者・書類・画面が写らない |
| 診察室・設備 | 提供環境の説明 | 医療効果の誤認を招く説明を付けない |
判断に迷うときは、検索対策として有利そうかではなく、患者に表示しても実態との矛盾がなく、第三者へ説明できるかを基準にしてください。
5 STEPS初心者でも進められる実務の5ステップ
患者動線を撮影リスト化
最寄りの道路から外観、看板、入口、受付、待合まで、初回来院者が迷う場所を順番に書き出します。
優先:外から中へ
撮影時間を決めて院内を空ける
診療時間外や患者がいない時間に撮影し、予約表、問診票、名札、モニターなどを片付けます。
安全:患者情報ゼロ
現況が分かる明るさで撮る
ピント、水平、明るさを整えます。過度なフィルターや実際より広く見せる加工ではなく、来院時との違いが小さい写真を選びます。
基準:ありのまま/見やすさ
公開前に拡大確認
顔、氏名、番号、QRコード、掲示物の個人情報、窓への映り込みまで複数人で確認します。
確認:四隅・反射・背景
古い写真を定期更新
改装、看板変更、入口変更、設備入替があれば差し替えます。ユーザー投稿写真も含め、患者が誤認しないか定期点検します。
頻度:変更時+月次確認
OK / NG実務で迷いやすい境界
- 外観・看板・入口を明確に
- 患者がいない時間に撮影
- 同意と院内ルールを確認
- 変更後は古い写真を点検
- 患者の顔や医療情報
- 予約表・診察券・カルテ画面
- 実態を変える大幅加工
- 権利確認のない素材や他院写真
医療機関では、一般店舗以上に患者情報の扱いへ注意が必要です。
公開画面へ受診事実・症状・治療内容・氏名などを追加しないことを、作業者全員の共通ルールにしてください。
COMMON MISTAKESよくある失敗と直し方
初診患者が建物を見つけられないため、外観・入口が先です。
拡大すると氏名や番号が読める場合があります。撮影前の撤去が基本です。
実際の場所を理解する写真が埋もれます。写真の目的を分けます。
入口や受付が違うと患者が迷います。変更時に棚卸しします。
CHECKLIST作業前後のチェックリスト
作業前に確認
- 撮影リストを作成
- 患者不在時間を確保
- 個人情報を撤去
- 撮影・掲載権限を確認
- 看板・入口を清掃
作業後に確認
- 拡大して個人情報確認
- 外観・入口表示を確認
- スマホで画質確認
- 古い写真を棚卸し
- 更新日を記録
変更履歴は「前・後・根拠」を一組で残す
Googleマップ写真の整え方を担当者の記憶だけで運用すると、数週間後に「誰が、なぜ、何を変えたか」が追えなくなります。作業日、担当者、変更前の表示、変更後の値、判断に使った公式情報、院内確認者、公開画面のURLまたはスクリーンショットを一組で保存してください。審査や表示不具合が起きたとき、元の状態へ戻すためではなく、原因を一つずつ切り分けるための記録です。
変更前後の値、操作日時、担当者、根拠、確認画面を残します。複数項目を変更した場合は項目ごとに行を分けます。
反映状態、エラーや通知、患者側での見え方、問い合わせ・予約などの行動を同じ条件で確認します。順位だけで完了判定しません。
トラブル時に作業を止める条件
保存後に再確認要求、停止、第三者による編集、住所や電話の意図しない変更、別院へのリンク、患者情報の露出などを見つけた場合は、追加編集をいったん止めます。現在の画面と通知を保存し、直前の変更と公式ガイドラインを照合してください。焦って複数箇所を連続修正すると、どの操作が審査や表示変化に関係したか分からなくなります。
関連ページも同時に確認
FAQよくある質問
患者が小さく写り込んだ写真は使えますか?
スタッフの顔写真は載せてよいですか?
加工はどこまで可能ですか?
写真を載せれば順位が上がりますか?
SUMMARYまとめ|事実・患者目線・記録の3点で運用
設定を変えること自体を目的にせず、患者が正しい情報を見て迷わず行動できる状態をゴールにします。変更内容と確認日を残し、短期の変動だけで効果を断定しないでください。
プロフィール全体の不一致をまとめて確認しませんか?
基本情報、口コミ、写真、予約導線、公式サイトを横断し、優先順位を整理します。
- Google ビジネス プロフィール ヘルプ「ビジネス プロフィールを編集する」(2026年8月25日確認)
- Google ビジネス プロフィール ヘルプ「ビジネス プロフィールの写真や動画を管理する」(2026年8月25日確認)
- Google マップ ユーザー投稿コンテンツ ポリシー「禁止または制限されているコンテンツ」(2026年8月25日確認)
- 個人情報保護委員会・厚生労働省「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス」(2026年8月25日確認)
対象:日本国内のクリニックにおける一般的なGoogleビジネスプロフィール運用。個別の審査結果・検索順位・医療上の判断を保証するものではありません。
