Google口コミは、実際に来院・利用した患者へ、内容や評価を指定せず任意で依頼します。割引・無料サービスなどの対価、否定的な意見の抑止、満足した患者だけへの選別依頼は避けます。公式リンクまたはQRコードを用意し、投稿しない選択も尊重する運用にします。
- 実体験のある患者へ任意で依頼
- 評価や記載内容を指定しない
- 金銭・割引・無料提供などのインセンティブ禁止
- 肯定的な患者だけを選ばない
最終確認日:2026年8月25日。Googleビジネスプロフィールの画面・機能・ポリシーは更新されることがあります。操作時は実際の管理画面とGoogle公式ヘルプも確認してください。
BASIC口コミ依頼は可能。ただし「公平・任意・対価なし」が条件
Google公式は、クチコミ投稿用リンクやQRコードを使ってユーザーへ投稿を促すことを案内しています。依頼自体が一律禁止されているわけではありません。
一方、投稿・変更・否定的口コミの削除と引き換えに割引や無料提供などのインセンティブを与える行為は、虚偽のエンゲージメントとして禁止されています。
Googleのポリシーは、否定的な投稿を妨げたり、肯定的な口コミを選択的に募ったり、特定内容を書くよう要求したりする行為も禁止しています。満足度アンケートで依頼対象を選別しない設計が必要です。
順位上昇、審査通過、口コミ増加などの結果は保証しません。確認済みの公式仕様と、クリニック運用上の安全な判断手順を分けて説明しています。
DECISION TABLE状況別の判断表
| 状況 | 判断 | 確認点 |
|---|---|---|
| 会計後に全員へ同じ案内 | 任意・内容指定なし | 実体験のある患者へ公平に |
| QRコードを受付に掲示 | 投稿リンクへ直接接続 | 投稿を強制しない表示 |
| 星5で割引 | インセンティブ+評価指定 | 禁止。実施しない |
| 満足した人だけ案内 | 選択的な依頼 | 禁止対象。対象条件を公平に |
判断に迷うときは、検索対策として有利そうかではなく、患者に表示しても実態との矛盾がなく、第三者へ説明できるかを基準にしてください。
5 STEPS初心者でも進められる実務の5ステップ
公式の口コミリンクを取得
ビジネスプロフィールの口コミ依頼機能からリンクまたはQRコードを作成し、別院へつながらないか実機確認します。
確認:医院名/住所/既存口コミ
依頼対象を公平に決める
特定の評価が期待できる人だけでなく、実体験のある患者へ同じ条件で案内できる業務フローにします。
基準:来院完了など客観条件
短い案内文を統一
「よろしければ率直なご感想をお寄せください。投稿は任意です」のように、評価や内容を指定しない文面を使います。
禁止:星数指定/文章指定
QRコードを自然な場所へ
会計後の案内カード、受付掲示、フォローメールなど、診療を妨げない場所で案内します。投稿をその場で強要しません。
配慮:断っても不利益なし
件数より違反・苦情を監査
スタッフごとのノルマを設定せず、案内方法が公平か、対価を付けていないか、患者から圧力と受け取られていないかを確認します。
月次:文面/掲示/運用確認
OK / NG実務で迷いやすい境界
- 実体験のある患者へ公平に案内
- 率直な感想を任意で依頼
- 公式リンク・QRコードを利用
- 断っても不利益がない運用
- 星5や肯定表現を指定
- 割引・無料提供・景品
- 低評価を書きそうな人を除外
- その場で投稿を強要
医療機関では、一般店舗以上に患者情報の扱いへ注意が必要です。
公開画面へ受診事実・症状・治療内容・氏名などを追加しないことを、作業者全員の共通ルールにしてください。
COMMON MISTAKESよくある失敗と直し方
高評価者だけ口コミ画面へ送る運用は、選択的依頼として問題になります。
Googleは一定数の口コミを募るようスタッフへ要求する行為を禁止例に挙げています。
特定内容を含めるよう依頼せず、本人の実体験と言葉に任せます。
投稿後であっても対価との関係がある運用は避けます。
CHECKLIST作業前後のチェックリスト
作業前に確認
- 正しいリンクを確認
- 依頼条件を公平に設定
- 案内文を承認
- インセンティブがないか確認
- スタッフへ禁止事項共有
作業後に確認
- 別院へ飛ばないか確認
- 患者の任意性を確認
- スタッフ運用を監査
- 苦情の有無を記録
- ポリシー更新を定期確認
変更履歴は「前・後・根拠」を一組で残す
口コミ依頼の正しい方法を担当者の記憶だけで運用すると、数週間後に「誰が、なぜ、何を変えたか」が追えなくなります。作業日、担当者、変更前の表示、変更後の値、判断に使った公式情報、院内確認者、公開画面のURLまたはスクリーンショットを一組で保存してください。審査や表示不具合が起きたとき、元の状態へ戻すためではなく、原因を一つずつ切り分けるための記録です。
変更前後の値、操作日時、担当者、根拠、確認画面を残します。複数項目を変更した場合は項目ごとに行を分けます。
反映状態、エラーや通知、患者側での見え方、問い合わせ・予約などの行動を同じ条件で確認します。順位だけで完了判定しません。
トラブル時に作業を止める条件
保存後に再確認要求、停止、第三者による編集、住所や電話の意図しない変更、別院へのリンク、患者情報の露出などを見つけた場合は、追加編集をいったん止めます。現在の画面と通知を保存し、直前の変更と公式ガイドラインを照合してください。焦って複数箇所を連続修正すると、どの操作が審査や表示変化に関係したか分からなくなります。
関連ページも同時に確認
FAQよくある質問
口コミをお願いすること自体が禁止ですか?
「星5をお願いします」は使えますか?
投稿者へ割引券を渡せますか?
低評価を書いた患者には依頼しなくてよいですか?
SUMMARYまとめ|事実・患者目線・記録の3点で運用
設定を変えること自体を目的にせず、患者が正しい情報を見て迷わず行動できる状態をゴールにします。変更内容と確認日を残し、短期の変動だけで効果を断定しないでください。
プロフィール全体の不一致をまとめて確認しませんか?
基本情報、口コミ、写真、予約導線、公式サイトを横断し、優先順位を整理します。
- Google ビジネス プロフィール ヘルプ「クチコミを増やすためのヒント」(2026年8月25日確認)
- Google マップ ユーザー投稿コンテンツ ポリシー「禁止または制限されているコンテンツ」(2026年8月25日確認)
対象:日本国内のクリニックにおける一般的なGoogleビジネスプロフィール運用。個別の審査結果・検索順位・医療上の判断を保証するものではありません。
